葬式のメイク!マスカラ・つけまつげ・アイラインや口紅はどうすれば?
葬式など冠婚葬祭でのメイクのマナーは、誰かに聞く事もなく、その時にならないと考えない事ですよね。
中でも、香典の事や、お供えの事を人から聞く事はあっても、葬式のメイクの仕方は、ほとんど人から聞く機会がありませんよね。
日常におけるメイクなら、自分の好きなように、色んな色を使って艶やかで華やかにしたい。
しかし、葬式のメイクは冠婚葬祭になり、「お悔やみの場」となりますので、日常のメイクで行くわけにはいきません。
葬式のメイクは、いったいどんな事に気を付けたら良いのでしょうか?
「葬式といえば、お悔やみの席なので華美にならないようにおとなしめの地味な感じにするのか…」
「葬式なんだから、スッピンの方が良い?」
「遺族に対して、失礼のないメイクの仕方は?」
このように、葬式のメイクに関しては、知らない事が盛り沢山!
身内や親戚、知人の葬式に参列する時に、はずかしくない身だしなみで参列したいですよね。
このページでは、葬式のメイクについて分かりやすくお伝えしていきますね!
葬式のメイクでもOKなつけまつげの付け方はあるの?
葬式のメイクといえば「華美にならないように、自然で落ち着きのあるメイク」という印象が強くないですか!?
つけまつげは、目元をゴージャスに、ハッキリとした印象にする効果がありますよね。
その為、つけまつげは一般的に「葬式のメイクには ふさわしくない」という風に考えられています。
確かに、つけまつげを全体に付けると華美になる為、葬式のメイクには不向きです。
もし、つけまつげを葬式で付けるなら、部分的に補うくらいに付けましょう。
極力目立たなように、部分的でもボリュームや長さは最小限にして あくまで補う程度です。
自然にまつ毛に馴染ませるようにしましょう!
葬式でのメイク!マスカラで注意する事は?
葬式のメイクでのマスカラは、ボリュームのないものを選んで下さい。
ボリュームのあるものは、どうしても華美になってしまいがち。
葬式のメイクは、華やかさより静粛なイメージが大事です。
マスカラも、つけまつげと同じで目元を強調するので、付けるのであれば最小限にします。
葬式のメイクのときは、控えめに仕上げたいのでマスカラは、黒か透明がおススメ!
透明タイプのマスカラは、自然に仕上げるには最適です。
目元を優しく、見た目もスッキリして見えます。
葬式のメイクでマスカラをつかう場合は、まつ毛を軽くあげるくらいにしましょうね!
葬式のメイクでならアイシャドウは何色が良い?アイラインはどうしたら?
葬式のメイクだからといって、ベースのファンデーションだけだと、まるでスッピンのように見えてしまい不健康に見えます。
葬式に参列する際に、不健康に見えてしまうのはあまり良い事とは言えません。
葬式のメイクなんだから「アイシャドウや、アイラインの必要はないのでは?」と思うかもしれないですね。
しかし、冠婚葬祭でのマナーや遺族への礼儀を考えても、葬式ではキチンとメイクをして参列しましょう!
華美な色を使わなくても、葬式に相応しい素朴で美しいメイクに仕上げるコツはあります。
それでは、葬式の際、目元のポイントメイクはどのようにしたら良いのでしょう?
アイシャドウやアイラインは、どのように使えば良いのか解説していきますね!
アイシャドウの色と付け方は葬式のメイクとしてどのようにすべき?
葬式のメイクのアイシャドウは、カラフルなものは厳禁。
薄めのブラウン系統のものが、葬式におけるメイクではおススメです!
葬式のメイクは、片化粧(かたげしょう)とも言います。
片化粧とは、紅(べに)を差さなないメイクという意味です。
その為、葬式のメイクの差し色は、薄いブラウン系やベージュを使いましょう。
そして、葬式のメイクのアイシャドウは、べったりと濃く塗るのではなく、ふんわりと瞼にのせるくらいにします。
ラメ入りや、艶のでるアイシャドウは使いません。
マットでひかえめに仕上げましょうね。
葬式でのメイクにおいてアイラインを引くときに注意したい事は?
葬式のメイクで、アイラインは線一本で入れるのではなく、まつ毛とまつ毛の間を埋めていきます。
濃い目のブラン系のアイシャドウを使い、細いチップでまつ毛とまつ毛の間を埋めるようにしていく方法もおススメです。
この方法でアイシャドウと合わせると、自然なグラデーションが出来て綺麗に仕上がります。
これだけでも、目元がハッキリしますよ。
また、とても品よい感じになるので、アイシャドウを使って、アイラインを入れる方法は、葬式のメイクだけでなく、日常のメイクにも使えるテクニックです。
リキッドタイプのアイライナーを使うときは、目尻を伸ばさず、長めにしないようにしましょう。
長めのアイラインは、華美な印象を与えます。
アイラインは目尻で止めるか、部分的に補うくらいでも葬式のメイクとしては十分です。
葬式のメイクをする時の口紅やリップの色は?
葬式のメイクにおいて、口紅やリップはどんな色を選んだら良いのでしょう。
唇の色一つで、顔の印象は様々に変化します。
葬式のメイクに使う口紅は、どんなものを選んだら良いのか?
こちらでは、葬式の口元メイクを解説していきますね。
葬式のメイクなら口紅は何色でどんなタイプを選ぶべき?
葬式のメイクでは、口紅のトーンは抑えましょう。
葬儀のメイクに、「紅は差してはいけないのに口紅はいいの?」と思われるかもしれないですが、いくら紅を差してはいけないといっても、口紅を塗らないと、顔色が悪く見えたり、スッピンに近い印象になります。
その為、葬式のメイクの口紅は、真っ赤やピンクを使わずに、ベージュ系の色を選んで付けましょう。
あまり艶が出るタイプの口紅ではなく、マットな感じの口紅を選ぶと良いですね!
マットタイプの口紅がなければ、口紅を塗った後、上からパウダーでおさえます。
葬式のメイクは色を抑える為、「スッピンで良いんじゃない?」と思われるかもしれませんが、スッピンはフォーマルな場面では失礼です。
その場その場に相応しい、メイク用品を選んでくださいね!
葬式のメイクのリップで気をつける事は?リップグロスは付けて大丈夫?
葬式のメイクでのリップは、リップグロスのように艶を出すものは使いません。
口紅は使わず、リップだけにしたいという場合は、ほんのり色が付くクリームタイプのものを選択しましょう。
リップグロスは、透明なものでも華やかになります。
その為、葬式のメイクで、リップグロスは仕上げにも使いません。
口紅一つで華美に見えたり、控えめ見えたり、印象が変わりますから気を付けましょうね。
片化粧ではチークを使わない分、寂しそうな印象になりがちです。
しかし、目元や口元のポイントメイクの、色を抑えつつも、しっかりメイクする事によって、フォーマルなメイクに仕上がります。
葬式はお悔やみの席ですが、冠婚葬祭というのは正装で出席するものなので、スッピンはマナー違反です。
そして、メイクをして葬式に参列する事は、遺族への礼儀ともいえます。
葬式のメイクは、日常の化粧と違って気を使う事は多いですが、その場にあったメーキャップができるようになると、急な葬式でも、慌てる事なく対応できますね。
冠婚葬祭はマナーがたくさんありますが、なかでも葬式のメイクは、ほとんど人に聞く機会もなく分からない事だらけ。
ノーマルなメイクで、葬儀に参列してしまい場違いだった…なんて事もあるかもしれません。
葬式のメイクは、遺族へ失礼な印象を与えない為にも、大人の女性として、覚えておきたいマナーですね。