葬式のネクタイ!柄や色と結び方(巻き方)やネクタイピンの選び方!
「葬式において、男性の欠かせない身だしなみ」と言えばネクタイが挙げられます。
知らなきゃ恥さらし!葬式におけるネクタイについての疑問点は?
葬式に際して、ネクタイだけでも、これだけの疑問が出てくるんです。
このページでは、葬式において大切な身だしなみであるネクタイについてお伝えしていきますね!
葬式における失敗しないネクタイの選び方!色や柄の基本を教えて?
葬式の男性の服装の中でも、ネクタイは真っ先に目に触れる場所です。
葬式において遺族の方達に、失礼のないネクタイの選び方をしたいもの。
葬式の時のネクタイの選び方で、色や柄に注意する点はどんな事なのでしょうか?
ここからは、葬式におけるネクタイの色と柄の選び方について解説していきますね。
葬式においてネクタイの色は黒!シルクや光沢は支障あり?
葬式を連想する、色の定番は黒。
葬式におけるネクタイの色も、基本は黒です。
黒のネクタイでも、色んなタイプがありますよね。
一例として、光沢があり過ぎる黒のネクタイは、葬式の場にはふさわしくありません。
レーヨン・ポリエステルの黒いネクタイは、光沢があってどうしても華美になってしまいがち。
葬式においては、綿や麻・アセレート素材のネクタイがよく選ばれていますよ。
葬式のネクタイの色の選び方は、光沢のない黒にすることです。
光沢のないネクタイというと、ニット編みがありますが、色が黒でも葬式においてはお洒落でカジュアルすぎるためNGになります。
因みに、シルクは例外で、光沢がありますが品が良く落ち着いたものであるため、葬式などのブラックフォーマルのネクタイとして多くの方から選ばれていて人気のある素材です。
葬式の黒いネクタイで柄やストライプ・家紋入りや細いものはダメ?100均やコンビニ品はどう?
基本的に、葬式のネクタイは柄のない黒無地となります。
色が黒でも、ストライプなどの柄が織り込まれているものや、刺繍入りのネクタイは葬式には相応しくありません。
また、黒くても、細いネクタイも葬式の場には相応しくありません。
細いネクタイは、お洒落度が高くカジュアルに見られてしまうためです。
黒い無地のネクタイがなかったり、急な知らせで出先から駆け付けることも、もしかしたら あるかもしれません。
そんな時に便利なのが、100均やコンビニで売っている葬式用ネクタイになります!
急な知らせでも、ストライプや柄のない黒いネクタイを用意することができます。
ストライプや柄のない黒いネクタイは、100均やコンビニの他に、駅の売店でも買うことができますよ。
柄やストライプ・刺繍が入っているネクタイは、葬式においては基本的に駄目ですが例外もあります。
葬式のネクタイで、柄が入っていても良いのは家紋入りです。
葬式で、あなたは家紋入りのネクタイをしている男性を見たことがあるでしょうか?
ただし、家紋入りのネクタイがOKと言っても、付けて良いのは故人の遺族や親族です。
故人の身内の場合、ネクタイ以外の葬式の服装でも家紋入りのものを選ぶ方もいます。
例にあげると、女性の家紋入りの和服ですね!
友人や知人の葬式に参列する時は、家紋付きではなく黒い無地のネクタイにしましょう。
黒い柄ナシのネクタイは、一本持っておくと何かと便利ですよ。
葬式においての服装に合うネクタイの結び方はプレーンノット? ディンプルは作らない?
葬式での服装においては、ネクタイの結び方もどうしたらよいのか考えてしまいますよね。
静粛で厳かな場所になるので、ネクタイの結び方・巻き方にも決まりがあるのでは?
男性は、ネクタイの結び方や巻き方に「こだわり」を持っている方もいますよね。
ここからは、葬式におけるネクタイの結び方についてお伝えしていきましょう。
葬式でのネクタイ結び方(巻き方)!プレーンノットが無難?
葬式においてのネクタイの結び方で、一番のおススメはプレーンノットです。
プレーンノットとは、ネクタイの結び目がコンパクトにまとまる巻き方になります。
プレーンノットは葬式以外でも一般的に使われ、どんな場にも対応できる巻き方です。
ネクタイの結び方で、もう一つ良く使われているのがウィンザーノット。
プレーンノットよりも、結び目が大きく横広がりに見える巻き方です。
どちらかというと、プレーンノットよりウィンザーノットの方が、立体的で華やかな印象になります。
それゆえ、葬式のネクタイの結び方には、プレーンノットが多く選ばれているのです。
しかし、葬式においても、ワイシャツの襟が大きめの場合、ウィンザーノットで結ぶこともあります。
襟とのバランスを取るために、プレーンノットではなく、ワインザーノットでネクタイを結ぶことは葬式の服装としてもOKですよ!
葬式のネクタイの巻き方でディンプルは必要ある?
男性がネクタイを巻く時のチョッとした拘りに、ディンプルがあります。
ディンプルとは、ネクタイの結び目の下のくぼみです。
このくぼみがあると、結び目が立体的に見えて強調され華やかな印象になります。
ディンプルを作るのは、お洒落なネクタイの巻き方です。
葬式において、お洒落の必要はないとされているため、ネクタイを結ぶときにディンプルは作らないでおきましょう。
結婚式などのお祝い事や、普段使いのネクタイの巻き方であれば、ディンプルを作っても全く問題ありませんよ。
葬式の服装は、あくまでもお洒落感なしの地味なスタイルというのが基本になると心得ておいて下さいね。
ディンプルを作らないネクタイの巻き方となると、プレーンノットの方がシックリくることになります。
このような事が、ディンプルなしのプレーンノットが、葬式におけるネクタイの結び方として多く選ばれている理由でしょうね。
葬式にネクタイピンは駄目?正しい選び方を教えて!
葬式でネクタイピンをするのは、マナー違反になるのでしょうか?
しかし、葬式用のネクタイピンも売られていますよね。
本当のところはどうなのでしょう?
ここからは、葬式のネクタイピンの選び方についてお伝えしていきますね。
葬式にネクタイピンはダメなの?マナー違反?
葬式に参列する際「光るものは付けない」という服装についてのマナーがあります。
したがって、ネクタイピンは葬式においては基本的には付けない方が無難です。
本来、ネクタイピンは、ワイシャツとネクタイを固定するものとして使われてきました。
ネクタイが「動いて乱れてしまうのを防ぐためのもの」と言われています。
ゆえに、ネクタイピンはアクセサリーとして見られることの方が多くなってきているのです。
葬式にネクタイピンがマナー違反とされるのは、お洒落感が増してしまうためと考えられます。
男性の冠婚葬祭の小物として、ネクタイピンもセットで販売されているものもありますよね。
ネクタイピンは、結婚式でも使えるためセットになっています。
葬式においてのネクタイピンは、アクセサリーとして考えるのであれば、基本的にダメだと考えておくとよいでしょう。
葬式用のネクタイピンの選び方の注意点は?真珠はOK?
基本的には葬式にネクタイピンを付けていくのはダメですが、普段から身だしなみとして使っているという方は選び方に気を付けましょう。
葬式のネクタイピンの選び方はこちら!
葬式で良く使われるネクタイピンは、真珠がついているものが好まれています。
真珠は涙の象徴として考えられ、また、葬式の洋装の場合、ドレスコードとも言われているのです。
それゆえ、葬式で真珠のネクタイピンが使われる事が多いと考えられます。
葬式でのネクタイピンの付け方は?
葬式においてマナーの範囲内でネクタイピンを選んでも、付け方で失敗してしまわないように気を付けたいですよね。
葬式におけるネクタイピンの付け方は、あくまでも、ワイシャツとネクタイを固定するために使います。
ゆえに、ネクタイを盛り上げて立体的に見せる付け方は、葬式においては華やかになってしまうのでやめておきましょうね。
葬式でネクタイピンは基本的に駄目です!
マナー違反かな?と心配になるようなネクタイピンであれば、葬式にはつけていかない方が無難でしょう。
葬式の際に、ネクタイが動くのがどうしても気になってしまう!という方におすすめなピンの止め方がありますよ!
そのネクタイピンの止め方はとても簡単!
このようにすると、上のネクタイで隠れてピンが見えないというチョッとした豆知識です。
これならピンも隠れて、ネクタイも動かないので葬式でも安心ですよね。
ネクタイなど、葬式の男性の服装はシンプルですが、細かいところにも気配りが必要とされます。
たかがネクタイと思って黒いものなら何でも良いというわけではありません。
されどネクタイ・・・ピシッと結べばそれだけで素敵に見えます。
葬式において、服装やネクタイのみならず、マナーを守ることは故人への気持ちでもあります。
葬儀という厳粛な場にふさわしい服装で、故人とのお別れの時間を過ごしましょうね!