結婚祝いでのお返しの相場は?親戚・親族と職場や友達・兄弟では!?
結婚祝いのお返しの相場は、世間一般的な目安としては、頂いた御祝儀や贈り物の「半額(半返し)~3分の1」です。
しかしながら「相場だから」といって、正しいと判断をしてはいけません!
「結婚祝いのお返しの相場に幅があるけど何故!?」「高価な御祝いへのお返し、どう対応していこう…」と頭を抱えている方も多いですよね。
ここからは、それぞれとの関わりに沿って結婚祝いのお返しの相場を御紹介します!
結婚祝いのお返しの相場!友達や職場の同僚の場合!
結婚祝いのお返しの相場は、友達や職場の同僚の間では「5,000円~10,000円ほど!」
初めに、結婚祝いのお返しの相場を把握するには、御祝いとして頂いた贈り物の「購入金額」をインターネットで検索したり、百貨店に足を運んだりする事で調査をしていきます。
「友達や職場関係からのせっかくの贈り物なのに、購入金額を調べるの!?」と感じても、結婚祝いのお返しを間違いなくセレクトする為ですよ!
結婚祝いで頂いた金額を把握してから、お返し品を買い揃えていって下さいね。
続いては、友達や職場関係などからの結婚祝いにおいて、返し方やお返しの相場で頭を痛めるケースです!
結婚祝いのお返しの相場が知りたい!おなじみの友達や職場関係からの「連名ギフト」の場合は!?
友達や職場関係から頂く、結婚祝いが「連名(〇〇一同)」のケースも!
その場合も、頂いた贈り物や御祝儀の「半額~3分の1」を目安に結婚祝いのお返しを揃えてください。
下記の計算方法で、友達や職場からの結婚祝いが「連名(〇〇一同)」の場合の一人ひとりへのお返し金額を割り出すことが出来ます。
【結婚祝いを友達や職場から「連名(〇〇一同)」の場合のお返し金額の算出方法】
贈り物の目安金額 ÷ 連名の人数 = 一人ひとりのお返し金額
結婚祝いのお返しは、友達や職場から「連名(〇〇一同)」だった場合にも、本来、一人ひとりへ贈り物をお渡しする事がマナー!
【例】
■友達一同
■職場一同
etc…
ただし、「職場一同」の場合は、一人ひとりへ贈り物をお渡しするのが難しいくらい、想定外なほど大勢の方々から一度に御祝いを頂く事が多いですよね。
その場合「みなさまでお召し上がり下さい。」と、大勢で取り分けが可能なお菓子などを用意する事がおすすめですよ。
結婚祝いのお返しが年下の友達や職場の後輩なら相場以上の額で感謝を示す!
年齢が下の友達や、職場関係の後輩への結婚祝いのお返しは、頂いた御祝儀や贈り物の「8割~同額程度」と通常の相場よりも高めのものが理想です。
年下の友達や職場の後輩などへは、「8割~同額程度」とお伝えしましたが、結婚祝い以上の単価の贈り物は逆に礼儀に反します!
敢えて相場から外す!親戚と職場上司からの高額な結婚祝いへのお返し
親戚と職場上司からの結婚祝いは、10万円という御祝儀の場合も!
10万円の御祝儀を頂戴した場合、結婚祝いのお返しの相場にあてはめると、なんと5万円に!!
とりわけ、60代以上の比較的年配の親戚ご夫婦は、結婚祝いの御祝儀も高額なケースが多々見受けられます。
そういった場合の、正しいお返し方法を見ていきましょう。
結婚祝いのお返しの相場は目安!親戚と職場上司に半額返しはご法度!?
親戚や職場上司への結婚祝いのお返しは、「半返し」は避けてください!
結婚祝いの御祝儀や贈り物が高額な場合、お返しの相場である半返しや3分の1では驚く金額になりますよね。
親戚や職場上司は、年齢が上だからという理由で、結婚祝いの御祝儀が高額な訳ではありません!
「新たな環境への力添えがしたい!」と想って、御祝儀を用意してくれている事が殆どです。
「2人の力になりたい」という思いに対して「結婚祝いのお返しの相場だから」と、お返しを準備してしまうと「却って二人に気を遣わせたかな…」「申し訳なかったな」と想われる方も!
その為、「人によっては」結婚祝いのお返しの相場として世間一般的な半額ではなく、3分の1程度におさめる事をおすすめします。
1点注意するならば、親戚や職場上司の「人となり(性格)」によっては、粗相のないよう「半額~3分の1」という結婚祝いのお返しの相場に沿ってお渡しをした方が間違いが無いという場合も!
職場によっては、これ迄の風習や取り決めがある場合もありますので、あらかじめ確認をしておくのが良いでしょう。
結婚祝いのお返しを相場で渡さない場合!これだけは意識しておこう!
先ほど、親戚や職場上司からの高額な御祝いの場合のお返しは、礼儀として「敢えて相場を外す」という考え方をお話ししました。
「敢えて相場を外す」というマナーがあるものの、親戚や職場上司だからと「お返しはこれで終わり!」とする考えはおすすめできません!
親戚や職場上司は、この後もしっかりとした関係性を築いていかなくてはいけない方々ですよね。
結婚祝いのお返しの相場の金額に見合わない場合には、少しでもそれ以外の形で近づけるような誠意を示しましょう!
結婚祝いのお返しの相場に見合わない場合、
【例】
■新婚旅行の観光土産を渡す
■こまめな近況連絡を心掛ける(新婚旅行や懐妊~命名)
etc…
その他の節目の出来事にも、親戚や職場上司へ伝える事を心掛ける事が大切です。
結婚祝いのお返しの相場より重要視される事柄って!?直系の親族や兄弟の場合
直系の親族や兄弟への結婚祝いのお返しの相場は、「半額から3分の1」ですが、相場よりも家族の中での取り決めが採用される事柄が殆ど!
結婚祝いのお返しをどの様に渡したらいいのか御紹介していきます。
結婚祝いのお返しの相場よりも大事!直系の親族や兄弟の場合「家族間の取り決め」を確認しよう!
直系の親族・兄弟の場合「家族間の取り決め」があるのかを両親へ確かめましょう!
【例】
■兄弟同士「結婚祝いは渡すけどお返しはなしにしよう!」
■父・母「祖父母からの結婚祝いへは〇〇円のお返しを手配してね。」
■父・母「祖父母へのお返しは私たちで揃えるね。」
etc…
「家族間の取り決め」はありませんか?
親族と親戚の違い!
【親族】(家族を含む)
■ 六親等内の血族
※直系の親族の場合は、「父母~高祖父母の祖父母と子供~昆孫」のみ
■配偶者
■三親等内の姻族(配偶者の両親~配偶者の曽祖父)
【親戚】(家族を含まない)
家族以外の血のつながりや、婚姻上の繋がりがある方。
兄弟が「年上」か「年下」かで結婚祝いのお返しの相場が変わる!
「家族間の取り決め」がない場合、結婚祝いのお返しの相場は、兄弟が「年上」か「年下」かで変わります!
結婚祝いのお返しの相場を検討する上で、兄弟の間であっても「下の者には厚く、上の者には控えめに」と言うのが一般的な考え方ですよ。
■兄弟が「年上」の事例 ⇒ 結婚祝いの「3分の1程度」のお返しが相場
■兄弟が「年下」の事例 ⇒ 結婚祝いの「同額から半額」のお返しが相場
結婚祝いのお返しは相場よりも思い出に残るものを!直系の親族の事例
直系の親族においては、お祝いの相場がはっきりとは有りません!
親から50万円と桁外れの御祝儀をもらった場合や、100万円から数百万円なんて事例も!
「親へのお返しができない…!」と悩まれますよね。
直系親族の両親や祖父母などへの結婚祝いのお返しは、一生に一度しかできないものですので、なにかしらの「思い出に残る」をキーワードにセレクトするのがおすすめですよ!
【例】
■ワイングラス
■時計
■写真立て
これらに、「結婚年月日」や「御名前」を印字をしてもらったり、親子が揃って行ける「家族旅行を記念に!」というのも素敵ですね!
結婚祝いのお返し自体も大切ですが、それよりも肝要なのは「しっかりと御礼の気持ちを伝える」事です。
手間だと思わずに、手書きのメッセージカードやお手紙で、御礼を伝えて下さいね。