知らなきゃ大恥!結婚祝儀の金額の相場と祝儀袋の書き方を教えて!
結婚式に招待されるのって、うれしいですよね。
特に、仲の良いお友達や親族からの結婚報告を受けると、まるで自分のことのようになんだかとっても幸せな気分になります。
春や秋は、気候が良くてとっても過ごしやす時期なので、結婚式を挙げる時期としては大人気シーズン。
だけど今は、お友達に教えてもらって「夏や冬のオフシーズン」に結婚式を挙げると金額が安くなる、なんて聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
そのため最近は、1年を通してどのシーズンも結婚式を挙げる人が、実は増えているということを知ってましたか?
結婚式に招待されたときに、参列するために準備をしないといけないのがご祝儀。
初めて結婚式に招待された際「金額はいくら包んでいけば良いか」悩んだ、お友達と相談しあった、という声をよく聞きます。
私も、初めて招待されたときは、友人と確認しあって準備した思い出があります。
お友達の結婚式が続いたりすると「ご祝儀貧乏だー」なんて嘆いたことがある人もきっといますよね?
そもそも、ご祝儀ってなんで必要なの?
いくら持っていけば良いの?ご祝儀袋の書き方って?
というように、実は知っているようで知らないこと、今さら人には聞けないことってありませんか?
今回は、そんなご祝儀について説明をしていきますね。
そもそもご祝儀とは、結婚をする2人に対して「おめでとう」というお祝いする気持ちを表すために、金銭や品物として贈ることを言います。
品物もご祝儀の定義に含まれますが、一般的には金銭をご祝儀として考えられることがほとんどなんですよ。
友人の結婚式の場合は、1人3万円と言われることも多いのですが、果たしてそれは正解なのでしょうか。
また、親族の結婚式の場合や夫婦で出席する場合など、新郎新婦に対してどういった立場で、何人で出席するのか、によって判断に迷う場合もあるでしょう。
人数や立場など、様々なケースにおいて、説明していきますね。
結婚式のご祝儀で準備するべき金額の相場とは!?
ご祝儀を準備するにあたっての、マナーというものがあるんですが知っていますか?
知っている人も多いかもしれませんが、奇数の金額を用意するのが良いということなんです。
偶数って2で割り切れますよね。
それにちなんで「結婚する2人の仲が別れてしまわないように」という願いがこめられているんですよ!
ただ現代においては、考え方も良い意味でフランクになりつつあります。
そのため、偶数をペアとして考える場合もあったりもするってこと、ビックリしませんか!?
だけど、やっぱり日本においては昔からのしきたりを重んじる風潮がありますよね。
祝儀は奇数で用意すると覚えておくほうが無難とお考え下さい!
では実際に、いくら包めば良いのかですが、新郎新婦との関係性の違いから、一般的な相場を見ていきましょう。
友人の結婚での祝儀の金額の相場
ほとんどの場合、友人関係であればご祝儀は、30,000円を包んでいます。
30,000円と聞くと、少し高いなと感じる人も少なくないのではないでしょうか?
ですが、豪華なお料理や引出物を用意してもらっていると考えると、お祝いの気持ちも添えて、30,000円を準備するのは妥当な金額かもしれませんね!
会社の同僚・先輩・後輩の場合の結婚祝儀の金額(相場)
こちらについても、友人の場合と同様、30,000円を包むというのが一般的です。
場合によっては、先輩といっても肩書を持っている人であったり、年齢が上の人であったりする場合は、50,000円ほどを包むという人もいます。
肩書もなく、普段からもお世話になっている先輩や、仲の良い後輩の場合は、30,000円で良いでしょう!
会社の上司としての結婚の祝儀の金額の相場
新郎新婦の会社の上司の場合は、30,000円~100,000円というように、かなり大きな金額帯にわかれます。
上司とはいっても、年齢が若く先輩程度の場合であれば、30,000円の場合もあるんですよ!
より高い役職や高齢の方の場合は、50,000円・70,000円・100,000円という場合もあるため、その方次第で金額は変動するのが現状です。
親族(兄弟・いとこ・姪)への結婚祝儀の金額・相場
親族のなかでも、特に伯父や伯母から姪や甥への結婚祝儀の場合は、100,000円を超えるケースもあります。
また、新郎新婦と年齢の近い「いとこ」の場合は30,000円であったり、兄弟間であれば50,000円のケースも珍しくありません。
比較的仲の良い親族の場合は、いくら包むのかを事前に家族で話し合いをして決めている場合も多いようですね。
恩師としての結婚の祝儀の金額の相場
恩師とは、学校の先生はもちろん、習い事の先生・サークルのコーチ等も含め、恩師というカテゴリーに入るでしょう。
こちらについても、年齢や新郎新婦との関係により祝儀の金額には大きな幅があるのが現状。
最も多いのは30,000円で、普段からの深い付き合いであったり高齢になるにつれて、50,000円、70,000円等、100,000円までの金額を包むという場合が多くなります。
結婚式のご祝儀を連名で準備するときの金額の相場とは!?
次に、夫婦で出席や、家族連名で祝儀を包む場合の相場についてご案内していきますね。
夫婦や家族で結婚式に参列し、複数名での連名で祝儀を用意する場合も、基本的には1人あたりの金額×人数分として考えるのが一般的です。
夫婦(連名)での結婚ご祝儀の場合の金額の相場
夫婦の場合、新郎新婦よりも年齢が上の場合は70,000円~100,000円までが相場と言えるでしょう。
また、70,000円は高いけど50,000円では少ないなと感じるような場合は、祝儀を50,000円と何か品物を贈ることで、金額を調整しつつ奇数金額での用意も可能ですよ。
3名以上の連名での結婚のご祝儀の場合!
3名以上の家族連名の場合も、1人あたりの金額×人数分が基本となります。
4人家族の場合で考えると120,000円~150,000円が相場です。
ただ、夫婦2人と小さい子供が2人の場合なんかは、祝儀金額を少し減らして4人で100,000円としても失礼にはあたらないとされています。
このように、基本的には1人当たりの金額×人数分が一般的な考え方ですが、新郎新婦との関係性や年齢、家族構成によっても柔軟に調整していきましょう。
結婚式のご祝儀袋の間違いのない書き方!?
実際に、ご祝儀が用意できたら、次に、ご祝儀袋に包んでいきます。
その際、名前を書いていくのですが、これがまた緊張するものですよね。
どうやって書けば良いのか、連名の場合は?
など、ここでも不安要素はたくさん。
実際の書き方をお伝えしますね。
1名の場合の結婚 ご祝儀袋の書き方
水引の下に、漢字でフルネームを書きます。
2名での連名の場合の結婚 ご祝儀袋の正しい書き方
夫婦2名の場合は右側に夫の名前、左側に妻の名前を記載します。
会社の部署のメンバーであったり、友人や同僚の場合は、右側に目上の人を記載し、あとの人は左側に記載しましょう。
3名での連名で結婚 ご祝儀袋を書くには!?
2名で連名の場合と同様で、一番右側に目上の人を記載し、あとの人は左に続けます。
友人同士の場合は、五十音順に書くのが無難でしょう。
4名以上の場合 結婚ご祝儀袋はどう書けばいいの?
連名する場合は3名までが一般的です。
4名以上場合は代表の人1の名前を真ん中に記載し、その左に「外一同」と書き添えます。
また全員の名前を記載した別紙を、中包みに同封してくださいね。
結婚式のご祝儀袋の書き方についての注意点とは!?
注意点は、はっきりと明記すること。
ご祝儀袋の表書きは、筆ペンや毛筆で書くのが一般的です。
また、水引の上にある「寿」の文字よりも小さめに書くのが良いでしょう。
薄墨の筆やボールペン、万年筆での記載はNGです。
結婚式のご祝儀袋の中袋の書き方の常識!
表面(結婚の祝儀袋の中袋):金額を記載
金額の数字は旧字体にし、「金〇萬円」と書きます。
各数字の旧字体はこちらです。
裏面(結婚 祝儀袋の中袋):名前と住所を記載
名前と住所は必ず記載してくださいね。
あとで、新郎新婦が確認したときに、名前と金額が書かれていないととても困ります。
中袋に何も書かないのはマナー違反なので注意しましょう。
ご祝儀袋と同様に、中袋も筆で書くのが理想ですが、はっきりとした濃い文字であれば、サインペン等でも大丈夫ですよ。
ご祝儀にはたくさんのマナーがあり、また金額に関しては絶対的な決まりがない部分もあるため難しく感じる人も多いと思いますが、新郎新婦をお祝いする気持ちに変わりはないはず。
後々、ぎくしゃくしたりせず、気持ち良くお祝いができるよう事前準備はしっかりしておきましょうね!