結婚するには男[女性]は貯金はいくら必要?準備や手続きは何が?
平成から令和へ時代が変わり、“元号婚” などが話題を集めました。
昔は “家と家との結びつき” と言われた結婚ですが、現在は “本人同士の意志” を大切にする傾向に変化しつつあります。
結婚に変化が見られるといっても、今も昔も、結婚するには様々な「準備」や「手続き」に加え、かなりの「貯金やお金」が必要なことなど内容の違いはあれど大変であることに変わりはありません!
こちらのページでは、「結婚するまでに、いくらの貯金と何が必要なのか?」「どんな準備や手続きがいるのか?」をご案内していきましょう。
結婚するには男性と女性はそれぞれどんな準備が必要?
結婚するにはまず、どうしたらいいのでしょうか?
男性、女性で、結婚までにやる事が大きく違うのでこれから見ていきましょう!
結婚するには!~男性の準備と貯金編~
大半のカップルは、男性からのプロポーズを受けて結婚に至ることが多いですよね。
結婚する前に、男性が最低限、準備しておく事は何でしょうか?
結婚するには、結婚の申し込みをしなくてはいけません。
その為に、男性から女性に渡すものがエンゲージリングです。
この指輪は、夫婦でつけるマリッジリング(結婚指輪)とは違うので、女性に渡さない人もめずらしくありません。
昔から、エンゲージリングにかかる費用は、給料3ヶ月分と言われる時代もありましたが、最近は約20万円~30万円程で購入している方が多い傾向にあります。
そうとは言え、決して安いものではありませんので、一生守り続けていく覚悟を見せるには、これくらいの費用が必要なのかもしれませんね。
男性はまず、結婚前にエンゲージリング分の貯金を目指しましょう。
また、プロポーズ時にサプライズを考えるのであれば、そこにも費用がかかります。
「夜景の綺麗なレストランで…」「クルージングで…」「フラッシュモブをお願いして…」
夫婦の数だけプロポーズの形があるので、男性はエンゲージリングだけでなく、渡す場所などにも準備が必要です。
プロポーズが成功したら、次は、彼女のご両親へ挨拶に伺います。
ご両親が大切に育てた娘さんと、結婚させていただく大事な大事な挨拶!
まずは、みだしなみをしっかりと整える事が重要です。
すでに両親への紹介は済んでいる場合でも、いつも家に遊びに行くような感覚で挨拶に行ってしまうと、礼儀が無いと思われてしまいます。
“親しき仲にも礼儀あり” ぜひ、綺麗な服装で行って下さいね!
挨拶へ伺う際、男性の1番 相応しい服装はスーツ!!
髭や髪も整えて、清潔感のあるみだしなみで伺う事を心掛けましょう。
さらに手土産を持参する事も忘れずに!
3,000円~5,000円程が相場なので、高級な品物を用意することはありません。
事前に、彼女からご両親の好みを聞いておくと、喜んで頂ける品物をお渡し出来るのでおすすめですよ。
結婚するには!~女性の準備と貯金編~
男性がたくさんの準備をする中で、女性は結婚の準備に何を良いでしょうか?
エンゲージリングを頂いたら、お返しをしないといけないのか…悩んでしまいますよね。
ここに決まりはありません。
もし、お返しをする場合、頂いた物の半額程の品をお渡しする “半返し” が相場です。
指輪の相場が約20万円~30万円程なので、半返しの場合10万円~15万円程ですね。
品物は、時計やスーツが王道で、私はオーダーメイドのスーツをお返しに選びました。
ベスト付きのスリーピースでしたが、費用はなんと10万円程。
生地選びや採寸からお願い出来るので、既製品よりも体にフィットし、着ていても楽な様でとても喜んでもらえましたよ。
プロポーズされたら、結婚式の資金、一緒に住む家の資金など様々な事にお金がかかります。
前述の通り、お返しに決まりはありませんので、無理の無い範囲でのお返しで問題ありません。
大切な彼に「何かお返ししたい」と言う気持ちが伝われば、それで十分ですね。
彼のご両親へ挨拶に伺う際、女性はワンピースや膝丈スカートに、ジャケットやカーディガンを羽織る服装が好まれます。
清潔感にプラスして、女性らしさや優しく見えるみだしなみが、ご両親への好感度UPです。
“おしゃれ” は自分の為に、“みだしなみ” は相手の為に!
個性を出したいと言う気持ちもあるかと思いますが、相手の立場になって考えてくださいね。
結婚するには貯金(費用)などお金はいくら必要!?
双方のご両親への挨拶も済ませ、いよいよ、結婚に向け手続きを進めていきます。
結婚に向けて貯金はいったい、いくらあれば、お金、費用は最終的にいくらかかるのでしょうか?
最終的に合計すると、結婚するには、おおよそ通常、約500万円~600万円のお金や貯金が必要なんです!
お金や費用が、いくら結婚するには必要なのかをリストにしていますのでご確認ください。
【結婚するにはいくらかかる「費用」一覧】
結婚するために必要な項目 | 費用 |
婚約指輪 | 20万円~30万円程度 |
結婚指輪 | 20万円~30万円程度(ペアリング) |
結納 | 結納品:10万円~15万円 結納金:50万円~100万円 |
挙式・披露宴 | 標準で300万円~350万円 |
新婚旅行 | 海外:40万円~100万円(夫婦分) 国内:20万円~40万円(夫婦分) |
住居・引越し | 引越し:8万円~24万円 新住居(賃貸初期費用):24万円~80万円 |
家具・インテリア・家電 | 30万円~70万円 |
生命保険など各種保険 | 1万円~5万円 |
それぞれの結婚にかかるお金や、準備に必要な具体的内容を、
次のページの
「 >>結婚するお金(貯金)がない彼女と自分!結婚にいくらお金がかかる? 」で詳細に、内訳まで解説していますのでどうぞあわせてご覧くださいね!
結婚するにはどんな手続きが必要なの!?
結婚に関する費用や必要な貯金に関してお話してきましたが、結婚に向けての手続きは何が必要なのかをお話していきたいと思います。
男女が結婚して「夫婦の証明」の手続き!~婚姻届の提出~
日本の法律では、結婚して夫婦になる為に「婚姻届」を提出する事が定められています。
また、法律的には結婚を「婚姻(こんいん)」と言い、役所に婚姻届を提出し、法律的にも2人が夫婦になった事を、一般的に「結婚」と言われているんですよ!
婚姻届の提出の際には、婚姻届と一緒に戸籍謄本、本人確認書類(運転免許証・住民票・パスポート・マイナンバーカード)が必要。
戸籍謄本や本人確認書類の中の住民票は、区役所や市役所の窓口でもらう事ができますが、婚姻届とは違い費用がかかります。
戸籍謄本 450円(1通)
住民票 300~400円(1通)
全国一律ではないので、住んでいる市区町村に確認してくださいね。
新しい人生スタートの手続き!~名義変更~
婚姻届の提出に費用はかかりませんが、主に名字が変わる女性側は婚姻届提出後、生活の様々な面で利用する物の名前や住所の変更を行う必要があります。
◆運転免許証
◆銀行口座
◆クレジットカード
◆パスポート
◆携帯電話
◆インターネットプロバイダー
◆ネット通販
etc
名前や住所の変更時に、住民票や戸籍謄本が必要になりますので、婚姻届提出後にまとめて何通か取っておくと便利です。
私 結婚しました!~会社への結婚の報告と手続き~
結婚した事は、必ず会社への報告が必要です!
会社の上司などへは、直接会って報告するのがマナーですが、職場によっては、直接、顔を合わせない場合もあります。
そのような際の、結婚報告のメールでの文例をこちらのページで紹介していますよ!
男性よりも女性は仕事上、旧姓で続ける場合でも、給料の振り込みや社会保険などには旧姓は使えませんので、様々な会社上の手続きをする事になります。
【結婚後に男性の必要な会社での手続き】
●結婚届(身上異動届)の提出
[通常はこちらの届け出で扶養申請や社会保険・厚生年金の変更が可能です]
●住所変更届
【結婚後に女性の必要な会社での手続き】
●こちらのページにて詳しく、会社などでの結婚に関する手続きを解説しています。
ここでも、会社によっては戸籍謄本や住民票の提出を求められる場合があります。
また、フルタイムで働く事を辞めて扶養に入る場合は、旦那さんの会社で扶養に入る手続きも必要です。
結婚するには、準備や手続きなどやる事もたくさんあって覚えきれないんじゃないですか?
焦らずに、これから人生を共にするパートナーとじっくりと話し合って進めていってくださいね!