結婚式がコロナや台風で中止に!手紙やLINE・メールでの連絡とお詫び
コロナや台風・地震といったような災害の影響などで、 結婚式を中止にせざるを得ないシチュエーションに、いつ遭遇しても不思議ではありません。
実際に、あなたの周りでも、コロナ・台風などを理由に結婚式を中止にした新郎新婦や、取りやめのお知らせがきて返信の文章に困ったりトラブルになった人もいたのではないでしょうか?
そんなコロナや台風などの災害や離婚・破局など、さまざまな理由で結婚式を中止にする際に、ゲストにどのように連絡すればよいのか、逆に そのような報告が新郎新婦から来た際の返信方法や文章の例文もご案内していきますね!
また、結婚式を中止にした際の、人には聞きづらいお金の常識も 一緒にご案内しましょう!
あなたがコロナ・台風などの緊急事態で結婚式を中止にする立場でも、ゲストの立場で新郎新婦から中止のお知らせが突如きても、これさえ読んでおけば、焦って悩むことなく常識がある対処ができますよ!
手紙やLINE?結婚式が中止になったときのゲストへのお知らせ方法
あなたがコロナや台風などの災害や離婚・破局などを理由に、急遽、結婚式を中止にせざるを得ないとき、「どのような方法でゲストに連絡するのが 新郎新婦としての常識なのか?」悩んでしまいますよね。
あなたの置かれたシチュエーションごとに、ゲストの方々に対して、結婚式中止の的確な連絡方法をご案内していきましょう!
手紙やはがきで正式に!コロナや台風で結婚式が中止になったときの連絡
結婚式が中止になった際には、コロナ・台風など理由やシチュエーションはどうであれ、口頭ではなく、手紙やはがきなど文章でゲストにお知らせするのが、トラブルも少なく最適な方法です。
結婚式の日にちまで時間があれば、なるべく手紙やはがきなど書面で中止の連絡をゲストにすることをおすすめします。
結婚式を中止ではなく延期にする際に、日程が決まっていれば、その日時も同時に手紙やはがきでゲストへお知らせするようにしましょう!
LINEやメールでのお知らせやお詫びは失礼?結婚式の中止の報告
結婚式を中止にする際に、手紙やはがきが最もフォーマルな連絡方法だとお伝えしましたが、LINEやメールの方が都合が良いシチュエーションもありますのでご案内しますね。
結婚式の日程が何ヶ月も先であれば問題ありませんが、日にちが差し迫っているときには、まず、LINEやメールでスピーディーにお知らせしましょう。
ゲストのさまざまなシチュエーションも考えて、早めに伝えることで、トラブルを回避しましょう!
取り急ぎLINEやメールで結婚式中止の報告をしておいて、時間があれば、後ほど手紙やはがきを送る方法が、ゲストも確定内容を確認でき、トラブルも減るのでおすすめですよ。
コロナや台風で結婚式が中止や延期になったら必見!通知文章の書き方
次に、コロナ・台風などやむを得ない事情で、結婚式を中止や延期にするシチュエーションでは、どのような文章を送れば良いのかの文例をお伝えしていきましょう!
手紙やはがきだけでなく、LINEやメールで結婚式中止や延期のお知らせをする際に、親しい間柄であっても、普段のやりとりと同じような文脈ではなく、フォーマルな文章で送るように心がけてくださいね。
【結婚式延期の文例】
【結婚式中止の文例】
手紙やはがきの場合には、「時候の挨拶」と「結びの挨拶」を入れ、より丁寧な文章にしましょう。
冒頭に「謹啓」、末尾に「謹白」を入れると、より丁寧でかしこまった印象となります。
また、手紙やはがきの文章でも、忌み言葉や重ね言葉・句読点を使わないように気をつけてくださいね。
いまさら人には聞きづらい、忌み言葉・重ね言葉とその上手な言い換え方を紹介します。
これらのような忌み言葉は、別れや死を連想させる言葉なので相応しくありません。
次のような、ポジティブな言葉に言い換えましょう。
【忌み言葉の言い換え一覧】
忙しい → ご多用
終わる → お開きになる ゴールを迎える
離れる → 新たな道を進む
冷える前に → 温かいうちに
ケーキを切る → ケーキにナイフを入れる
スタートを切る → スタートラインに立つ
壊れる → 形が変わる 役目を全うする
四(し)九(く)→ 四(よん)九(ここのつ)
職場を離れる → 家庭に入る
花びらが散る → 花びらが舞う
帰る → 失礼する 帰省する
スイッチを消す → スイッチをオフにする
重ね言葉は、離婚や再婚をイメージさせてしまいますので、ほかの言葉に言い換えましょう。
【重ね言葉の言い換え一覧】
わざわざ→ ありがたく そのために 特別
いろいろ → 多く
かさねがさね → あわせて
くれぐれも → 十分に よく どうぞ どうか あらためて
つぎつぎ → たくさん ひっきりなしに 順に
ますます → 一段と 末永く より一層と
ますます美しく → 見るたびに美しく
さまざま → 多様 多種多様
たびたび → 何度も 幾度も 頻繁に 立てつづけに
どんどん → 積極的に たっぷり
かさねる → 加える
句読点に関しても、文章が「切れる」ことから好ましくありません。
文章が読みづらく、間を空けたい際には、句読点ではなくスペースを入れたり、段落を変えるなどして読みやすくしましょう。
離婚の場合の理由はなんと伝える!?結婚式中止のお詫びやお知らせの文例
コロナ・台風のような やむを得ない事情で結婚式を中止にする際には、ゲストの方々へのお詫びの文章や口頭であっても理由を伝えやすいですが、離婚では事情を伝えづらいですよね。
このように、結婚式中止の理由が離婚であるシチュエーションでは、お詫び状にしっかりと理由を明記しなくても問題ありません。
結婚式中止の原因がコロナ・台風ではなく、離婚が理由の際には、どのようなお詫び状を書けば良いのかの文章例もご紹介しますね。
【離婚が原因で結婚式を中止にする際の文例】
お祝いやご祝儀・キャンセル料はどうなる?結婚式中止のお金の常識
次に、結婚式中止の際のキャンセル料や、ご祝儀・お祝いのプレゼントなどはお返しするべきなのかなど、新郎新婦のお金に関する常識をご案内していきます!
結婚式中止の際に、人には聞きづらいお金の常識ですが、注意しておかなければ「非常識な新郎新婦」だと思われ、トラブルになる可能性もありますので気をつけてくださいね。
結婚式中止によって起こりやすい、お金に関するトラブルをシチュエーションごとに いくつかご紹介していきましょう!
すでに貰ったご祝儀はお返しするべき!?結婚式中止の場合の常識
結婚式が中止になったものの、すでに、ご祝儀を貰っているというシチュエーションの場合、お金をお返しするべきなのかについて ご案内していきますね。
まず、結婚式が中止になったのであれば、すでにご祝儀を貰っていれば、どんなシチュエーションでもお返しするのが 新郎新婦の常識です。
しかし、ただ単にご祝儀を返すだけではなく、どのように返せば 相手に常識のある新郎新婦だと思われるのかが気になる点だと思いますので、いくつか注意点をご紹介しましょう。
【ご祝儀をお返しする際の注意点】
結婚式のお祝いで頂いたお金をお返しするのは失礼に当たり、トラブルの原因になりますので、中止になった際にはご祝儀と同額の金券を贈るのが常識です。
現金をお返しすることは非常識だとされていますので、どんなシチュエーションでも絶対に避けてください!
金券のみではそっけないので、お菓子や調味料など、「自分では買わないちょっと良い品」とお詫び状あわせて返すのがおすすめです。
結婚式中止でもそのままお返ししてはダメ!ゲストからのお祝いのプレゼント
次に、結婚式中止の際に「お金ではなくプレゼントでお祝いをすでに頂戴した」というシチュエーションの場合、お祝いをどのようにお返しすれば良いのかご案内しますね。
まず、結婚式のお祝いで頂いたプレゼントを、式が中止になったからといって お返しするのは、現金を返すのと同じく大変失礼でトラブルの原因にもなりかねません。
「新郎新婦にとってはいらないプレゼントだった」と思われてしまいますので、どんなに高価なプレゼントで申し訳ないと感じても、そのままお返しするのは絶対に避けてください。
結婚式が中止になった際、お祝いで頂いたプレゼントに関しては ありがたく頂戴し、その代わりに、頂いたものよりちょっと良い物をお返しするのが常識とされています。
【お祝いのプレゼントにお返しする際の注意点】
結婚式のお祝いで頂いたプレゼントの金額を調べることができれば、式が中止になった際に、プレゼントの金額より少し多めの商品券でお返ししてください。
例えば、プレゼントが7千円程度であれば、1万円程度の商品券をお返しするなど、少し多めの金額にするのがおすすめです。
結婚式が中止になったけれど、すでにお祝いで頂いたプレゼントの金額がわからない場合には、頂いた物の相場より少し多めだと思われる金額の商品券をお返ししてくださいね。
この際に、簡単な品物も添えてお返しすると、万が一プレゼントの価格より商品券の金額が少なかった際にがっかりされずに済みますよ。
ご祝儀をお返しする際と同様に、結婚式が中止になってお祝いのプレゼントを返す際には、お詫び状を添えるのが常識です。
非常識な新郎新婦だと思われないように、最低限これらの項目は守ってくださいね。
キャンセル料を巡って離婚!?注意すべき結婚式中止のお金のポイント
最後に、結婚式が中止になった際のお金にまつわる常識で、キャンセル料金についてご案内します。
「結婚式中止のキャンセル料が原因でケンカになり離婚した」という新郎新婦もいますので、以下の点に注意してくださいね。
【結婚式をキャンセルする際のお金の注意点】
まず、一番重要なのは 結婚式中止の際に、式場のキャンセル料がいつから発生するのかを把握しておくことです。
・挙式の半年前:内金のみ
・5〜4ヶ月前:10〜20%
・4〜3ヶ月前:20〜30%
・3〜2ヶ月前:30〜40%
・2ヶ月〜1ヶ月前:40〜60%
・1ヶ月〜10日前:40〜80%
・9日前〜前日:80〜90%
・当日:100%
式場によって、その割合は変わってきますが、上記のように、式の日が近くなるにつれて負担する割合が大きくなっていきます。
また、結婚式の中止だけではなく、延期に関しても、キャンセル料が発生するのかを確認しておきましょう!
結婚式場で小物や引き出物もまとめて注文している際には、中止になった際に、会場側でそれらも全てあわせてキャンセル料を出してくれます。
しかし、小物などは自分たちで準備したという際には、別途 確認が必要です。
式場のキャンセルの期間と異なる場合もあるので、間違えないようにしっかり把握しておきましょう。
結婚式を中止にするとなると、バタバタしてしまい「自分達で注文した小物のキャンセルを忘れて、全額支払いが発生した」という風に陥りがちですので十分に気をつけてくださいね。
これまでにご案内したような、結婚式中止の際のキャンセル料を負担してくれる保険もあります。
コロナのような先の見通しが立たない状況において、結婚式を無事行えるか不安な際には、中止することも視野に入れて、このような保険に加入しておくのもおすすめです。
もし、あなたがそのような保険に加入してるのであれば、どこまで保証してくれるのかをきちんと確認しておきましょう!
小物や引き出物も全て保証してくれると思っていたのに、実際は「式場のキャンセル料のみしか保証してもらえなかった」というようなこともありますので、しっかりと保険内容を確認しておいてくださいね。
さまざまな理由で結婚式中止の連絡が来た際の文例と対処法!
次に、あなたが結婚式中止の連絡を受けるゲスト側だった際の対処法をお伝えしていきます!
結婚式の中止はナイーブな問題になってくるので、返信の文章を間違えてしまうと、常識のない人と思われてしまう危険性がありますので十分にご注意くださいね。
さまざまなシチュエーションを想定して、対処方法をご案内していきますね!
コロナや台風で結婚式をやむなく中止!LINEやメールでの返信の文章
コロナや台風といった、新郎新婦の意思とは関係なく、結婚式を中止にしなければならないシチュエーションの場合、返信の文章にはかなり気を使うでしょう。
そんな、やむを得ない事情での結婚式中止の連絡が、LINEやメールで来た際の返信文章の例文をご案内致します。
結婚式中止の連絡に返信する際には、この文例をもとに、あなたと新郎新婦の間柄にぴったりの文章にアレンジしてみてくださいね。
【結婚式を中止した新郎新婦への返信文例】
新郎新婦との関係性にもよりますが、文例のように 結婚式中止の原因であるコロナに関する文章は避けた方が無難です。
コロナに関しては さまざまな考え方があるため、このような場での意見が、トラブルの原因となってしまうこともありますのでご注意くださいね。
返信するべき?!はがきでゲスト向けの結婚式中止の報告が来たとき
次に、はがきでゲスト向けに結婚式中止の報告が来た際の対応についてご紹介します。
LINEやメールで結婚式中止の連絡が来た際には、その場で返信をしやすいですが、はがきで報告が来た際に わざわざ手紙で返事を書くべきなのか迷うところでしょう。
はがきや手紙などで結婚式中止の報告だけが来た際には、特に返信するというようなルールはありません。
しかし、結婚式中止の報告とあわせて、延期の日程に関する出欠確認の返信用はがきが同封されている際には、なるべく早く返事をしましょう。
新郎新婦との間柄によっては、結婚式中止のはがきが届いた時点で、「楽しみにしていた」「大変な決断だったと思う」というような慰めの文章をLINEやメールでお返ししても問題ありません。
新郎新婦に渡すべき?プレゼントを用意していたのに結婚式が中止に
結婚式は中止になってしまったけど、「お祝いのプレゼントをすでに用意してしまっている」というシチュエーションもありますよね。
「結婚式が中止になってしまったけど、お祝いプレゼントは渡してもいいの?」と悩むかもしれませんが、基本的には新郎新婦へ渡しても問題ありません。
結婚式中止の理由が「離婚」の際には、ペアのマグカップやお箸などは渡すのは控えた方が良いですが、コロナや台風といった緊急事態での中止であれば、お祝いのプレゼントだけでも新郎新婦に喜ばれますよ!
先の読めないコロナや台風・地震などの災害により、イレギュラーな対応をしなくてはいけないことが増えてきています。
これまでにご紹介した様々なシチュエーションで、あなたの置かれた立場から、最も近い対処方法を見つけてみてくださいね!