結婚式招待状の封筒の入れ方!?サイズや書き方[横・縦書き]・手渡しでの注意点!
いよいよ、結婚式の準備をはじめていこうとする人たちが、一番にしていかないといけないことが招待状の発送です。
ハタチを超えると、招待状をもらうことも徐々に増えていくと思いますが、どんなふうに封筒に入っていたかなんて見ている人はほとんどいないですよね。
いざ、自分が発送する立場となると、一体どんなものを送ればよいのか、どうやって封筒に入れたらよいのかがわからないと思います。
今回は、結婚式の招待状を送る際の、封筒の入れ方について詳しくお話ししていきましょう!
結婚式の招待状って何を送れば良いの!?
招待状とは一言で言っても、そもそも何を準備すれば良いかわからないですよね。
まずは招待状の発送にあたって、準備するべき内容についてご説明します。
・本状:挨拶文や挙式の日時・会場名等が記載されている、いわゆる招待状本体
・返信用のハガキ:出欠の返事を送り返してもらうためのハガキ
・館内・近隣の地図:ゲストが迷わないための地図
・レンタル衣裳や着付け等美容の案内:必要なゲストの方に予約をしてもらうための案内
・シール:封筒の封をするシール
あとは式場によって、プラスで必要なものがある場合もありますが、基本はこの5つがあれば大丈夫。
これらを実際、どのようにして封筒に入れていくのかを詳しく説明していきますね。
結婚式招待状の封筒の入れ方に順番なんてあるの!?
実際に封筒に入れるときですが、むやみやたらに入れたら良いわけではありません。
受け取ったゲストが「見やすいよう」「取り出しやすいよう」に考えて、丁寧に入れる必要があるんです。
結婚式招待状が半分に折れるタイプの場合
招待状のデザインは、様々なものがあって迷う人も多いと思いますが、一般的には半分に折るタイプのデザインが多いんですよ。
①このタイプの場合、本状以外のものを本状に挟んでください。
②挟み方は、返信ハガキ・地図・衣裳 美容案内というように大きい形状のものを後ろにして、小さいものが前にくる順番で挟みましょう。
③挟むものは表側(返信ハガキであれば、返送先の住所や名前が書いてある面)が手前に向くようにしてください。
④挟んだ状態で封筒に入れるのですが、二つ折りの口が開いている方が上になるような状態で入れてくださいね。
受け取った人が封筒から取り出す際、取り漏れがなく挟んであるもの、全て取り出してもらえるので丁寧です。
ちょっとしたことではありますが、ゲストへの心遣いが感じられる部分ですよ。
結婚式招待状が半分に折れないタイプの場合
もちろん半分に折れないタイプのデザインもたくさんありますよね。
その場合は、おそらく本状が一番大きいはず。
①本状を一番後ろにして、返信ハガキ、地図、衣裳・美容案内の順番に並べてくださいね。
②封筒の宛名側に本状、差出人側に小さいものがくる状態で封筒に入れてください。
③これも、封筒を開けたときに小さいものが一番手前に来ている方が、見落としがなく全部取り出してもらいやすいですよね。
結婚式招待状は封筒の書き方(向き)によって入れ方が変わるって本当!?
前項でもお話ししたように、招待状には様々なデザインがあります。
その中で大きく異なる点が、縦書きのデザインか横書きのデザインかということ。
この2つの違いで、封筒の入れ方が変わってくるって知ってましたか?
それぞれのパターンについてお話しますね。
結婚式招待状が横書き(横向き)の場合の封筒の入れ方
招待状が横書きのデザインの場合、封筒の宛名も差出人も横書きになります。
半分に折れるデザインで縦向けに折る場合は、特に問題ないと思います。
←縦折りの図
問題は横向けに折る場合。
横折りの図
その場合は、本状の表紙となる部分が、封筒の差出人側にくる状態で、封筒に入れてくださいね。
結婚式招待状が縦書き(縦向き)の封筒の入れ方とシールの貼り方
招待状が縦書きのデザインの場合、封筒の宛名も差出人縦横書きになります。
ここで注意しないといけないのが、止めのシールの貼り方です。
シールの貼る向きを迷う人が意外と多かったりするのですが、シールも封筒の縦書きと合わせてくださいね。
「差出人の名前や住所」と向きを合わせて貼るのが正解ですよ。
結婚式招待状の封筒の閉じ方の違いって!?
封筒に入れた後は、さあ閉じるだけ。
なんですが、その閉じ方にも、実は違いがあります。
それは「郵送」で渡すのか、直接「手渡し」をするかで変わってくるんです。
次は、この2つについて説明していきましょう。
結婚式招待状を郵送する場合の封筒の入れ方
遠方のゲストや、なかなか普段会うことが難しい人を招待する場合など、郵送で招待状を渡す場合がほとんどではないでしょうか?
その場合は、招待状を封筒に入れたあと、必ず糊付けをしてください。
配達の途中で、万が一地図等の小さい中身がこぼれてしまっては大変ですからね。
糊付けをしたあとにシールを貼って完成です。
この状態で郵便局へ持って行き、発送の手続きを行ってください。
結婚式招待状を直接手渡しする場合の封筒の入れ方
招待状の発送にあたって、一番丁寧な方法は直接の手渡しです。
勤務先の人や、近くの友人や親族、可能な限りはできるだけ手渡しをするよう心掛けてください。
その場合、封筒の封をするとき、糊付けはしないでくださいね。
というよりも、糊付けしてはいけませんよ!
理由としては「結婚式のようなおめでたいことは、封を刃で切ってはいけない」という昔からのいわれによるものです。
縁起をかつぐ理由から、糊付けは控えてくださいね。
また、実用的な面から考えても、封が開いていれば、手渡しをした際、その場ですぐに開けて見てもらえるというメリットもあるんですよね。
これは「おっ、なるほど!」と思いませんか?
結婚式招待状の封筒の種類やサイズによって変わるものとは!?
招待状のすべてを封筒に入れて、封も閉じて、発送の順位万端!
と思う前に、もう一つ用意しないといけないものがあるんです。
それは、結婚式用の特殊な切手です。
郵送発送する場合は、必ず切手を準備してください。
その切手ですが、通常の切手とは異なり、慶事用とか寿用と言われる、いわゆる結婚式用のおめでたい切手があるので、それを郵便局で購入しましょう。
そして、ここで注意してほしいのが、切手の金額なんです。
一般的に結婚式の招待状を発送する際は、92円の切手を貼ることが多いように思います。
しかし、作成した招待状のサイズによっては92円では届かない場合もあるんです。
また、92円で届くサイズの場合でも、封筒に入れるものが多くなってしまったために重くなり、92円では難しくなる場合も考えられます。
間違った金額で発送してしまい、受け取ってもらったゲストに、不足分の料金を払ってもらうなんて失礼極まりないですよね!
封までして発送の準備が整ったら、一度その状態で郵便局に持っていきましょう。
必ず重さを量ってもらい、言われた額の切手を購入するようにしてくださいね。
招待状発送って、意外と神経を使う作業だということに驚きませんでしたか?
この記事を読めば読むほど「めんどくさいな」って感じてしまう人もいるかもしれませんね。
けれども、結婚式をするのであれば、避けては通れない道です。
反面、招待状を無事発送すると、いよいよ結婚式の日が近づいてくる実感が沸いて、ワクワクしてくるという人が多いのも事実です。
準備をしている最中は大変だなと思うかもしれませんが、それができたら楽しみにしている結婚式当日がやってきます。
準備は、いかに楽しみながら行っていくかがカギですよ!
ステキな一日を迎えるためにも、招待状の発送、ぜひ頑張ってくださいね。
心より応援しています!!