結婚式招待状の手渡し!返信ハガキ(切手・封筒)や日柄・順番って?
結婚式の招待状が出来上がると、いよいよ結婚式をする実感が沸いてくるという人って、実は多かったりするんです!
実際にゲストに渡して、日時や詳細をお伝えするものなので、「いよいよ」「あと少しで」という気分になりやすいんですよね。
その招待状ですが、届け方は「手渡し」もしくは「郵送」になるのですが、一番丁寧な方法としては手渡しということは知っていますか?
可能な方には、できるだけ直接「手渡し」をするように努めて下さいね。
郵送とは異なり、手渡しする場合についての注意事項や、手渡しする人への覚えておきたい順番というものがあるので、今日はそのことについてお話していきたいと思います。
分かりやすく説明していきますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
結婚式招待状を手渡しでなく郵送する場合!
まずは、一般的に多い、郵送での発送について説明しますね。
招待状の発送ですが、「本状」や「出欠の返信ハガキ」などの一式を、封筒に入れて郵送します。
普通の郵便と同じで、もちろん、封筒にはゲストの名前と住所を書いて「切手」も貼ります。
あわせて、返信ハガキにも必ず切手を貼ったうえで同封して下さい。
ゲストには出欠の返事を書いてもらい、そのままポストに投函してもらうのが目的です。
出席してもらいたいゲストに、切手を貼ってもらうのは失礼ですからね。
これが発送の基本形なのですが、手渡しをする場合、郵送とは異なる部分が出てきます。
何がどう異なるのか、詳しく見ていきましょう。
結婚式招待状の手渡しと郵送の大きな違い!返信ハガキや封筒・糊付けは!?
結婚式招待状を手渡しする際の封筒の書き方に注意!
冒頭でもお話しした通り、招待状の渡し方について、一番丁寧な方法は「直接の手渡し」なんです。
手渡しをする際、郵送する場合とは大きく異なる点がいくつかあるので、それを順番にお話ししますね。
中身を封筒に入れるところまでは同じなのですが、宛名の書き方に大きな違いがあるんです。
それは、封筒に住所を書かないということ!
郵送する場合は、当然住所を書く必要がありますが、手渡しする場合は住所を書く必要がありません。
住所はいりませんが、名前(宛名)は必ず書いて下さいね。
また、住所を書かないことに伴って、切手も貼りません。
直接顔を見て渡すのですから、切手を貼る必要はありませんよね!
結婚式招待状を手渡しするなら返信ハガキの切手は必要!?
手渡しをするにあたって、1つ注意してもらいたいのが、返信ハガキについてです。
親族の人たちなど、直接手渡しをすれば、その場で返信ハガキがもらえることが分かっている場合もあるかと思います。
その場合、返信ハガキにも切手は貼らなくて良いと思いがちですが、返信ハガキには必ず切手を貼っておくようにして下さい。
これは礼儀となるため、切手が貼られていないのが分かると、失礼に思われる可能性があるので要注意ですよ!
結婚式招待状の手渡しでは封筒の糊付けはどうすれば!?
招待状を郵送する場合、封筒は糊付けをしてから留めのシールを貼ります!
封筒の中に入っている本状や付箋などが、こぼれ落ちないようにするという理由からです。
しかし、手渡しの場合は、その糊付けは控えるようにして下さいね。
結婚式の招待状は縁起物!
そのような縁起物である招待状を、カッターなどで切ることは、縁起が良くないと言われているのが理由です。
それに、手渡しをされた人は、すぐ封を開けて中身を見ることができるため、手間も省けますよね。
そういった意味もあり、手渡しの場合は糊付けはせず、シールのみで封をするようにして下さいね。
結婚式招待状の手渡しには日柄にはこだわるべき!?
招待状の準備もできて、あとは手渡しをするだけです。
だけど、いつ渡せば良いのか、タイミングって難しかったりしますよね?
基本的な招待状の発送は、結婚式当日の2か月前が目安となります。
その為、手渡しの場合も、早すぎることもなく 遅くもない、ゲストの方も予定が立てやすいタイミングである「2か月前」にお渡しするのが一般的です。
さらには、大安・友引といった、一般的にお日柄が良いと言われる日に手渡すのが好ましいですね!
必ずしもそうでないといけないわけではありませんが、縁起をかつぐ日本においては、結婚式といった縁起の良い行事については、お日柄の良い日に行うのが好ましいと考えられています。
年配の方になればなるほど、縁起をかつぐ方や、発送のお日柄を気にされる方は多くなるのが事実です。
招待状の手渡しについても同じで、縁起物である招待状を手渡しする際は、お日柄を選んで渡すのが無難であると考えておきましょう!
結婚式招待状を手渡しする順番に決まりはあるの!?
何度もお伝えしている通り、招待状は手渡しするのが一番丁寧な方法です。
そのため、できる限りの人には手渡しをするよう心掛けて欲しいのですが、
考え方としては、勤務先の人や、普段会う頻度の多い友人、近くに住んでいる親族には手渡しをして、それ以外の人には郵送すると考えるのが良いでしょう!
勤務先で結婚招待状を手渡しする順番は主賓から!
特に、勤務先の人を招待する場合、招待状を手渡す順番にはくれぐれも気をつけるようにしましょう。
仲の良い同僚や先輩に早く渡したいところではありますが、ここはまず、主賓となる上長に渡しに行って下さいね。
乾杯や祝辞といった、大切なご挨拶をお願いする人もきっと多いはずですよね。
ぜひ「参列いただきたい」という気持ちと、「お願いします」という思いを込めて、最初に主賓に渡しにいきましょう。
また、主賓の方や年配の方は、順番を気にする人も多くいるため、ここはミスのないよう慎重に配慮して下さいね!
結婚式招待状を主賓の次に手渡す人は!?
主賓に招待状を渡せたら、次は、直属の上司に渡しに行きましょう。
場合によっては、直属の上司に手渡した後、その上司と一緒に、主賓となる上長に渡しに行く方が良いパターンも考えられます。
自分の所属する部署がどうなのか、一度考えてから行うようにして下さいね。
結婚式招待状を上司に渡せたら 仲の良い同僚にも渡しましょう!
主賓や上司に結婚式招待状を手渡せたら、やっと、仲の良い先輩や同僚にも渡せるタイミングとなります。
普段から仲良くしている人たちに、早く報告したいという思いは誰だって同じですよね!
けれど、上司よりも先に同僚の人たちに報告して、まだ報告を受けていない上司が噂でそれを知ってしまった場合、面目がつぶれてしまい、上司としての立場がなくなってしまいます。
これは、礼儀として良くありません!
同僚の人たちに、もしも先に報告してしまった場合は、上司にはこれから伝えるため、まだ公にしないで欲しいということを一緒に伝えるようにしておきましょう。
仲の良い人たちであれ、きっと協力してくれるはずです。
順番を間違えず、招待した方みんなが気持ちよく参列してもらえるよう、配慮の気持ちを忘れずに、手渡しをしていくように心掛けて下さいね!
いかがでしたか?
招待状の発送とは一言でも言っても、気を付けるべき点や決まり事など、たくさんのチェック項目がありましたね。
ただ渡すだけなんだから、なんでも良いじゃないなんて安易に考えてしまうと、とっても失礼な事になるということを理解してもらえましたでしょうか?
せっかくの、結婚式というおめでたい行事の招待状です。
みんなに祝福してもらいたいですよね!
そのためにも、礼儀や配慮は欠かさずに、心を込めて渡せるようにしましょうね!
あなたのご参考になれば幸いです。