戸建ての持ち家やマンション売却の流れと相場や手数料などの確認方法!
失敗した持ち家(マイホーム)を賢く「売却(売ること)」して後悔とおさらば|次の新居である戸建てやマンションなどの住宅を購入or賃貸するまでの手順!
これまでにお伝えしてきましたように、持ち家の「賃貸(貸すこと)」は、家賃収入を得られたり、マイホームの劣化を防げるなど、新居を空き家にするのに比べると多くのメリットがありますが、転勤での後悔であったり、住宅の立地が良いといった状況を除いては、それ以上に多くのデメリットを抱えてしまうことになります。
一方、「リフォーム」は、マイホームの失敗の原因が内外装の改修や工事によって解決できるのであればおすすめですが、住宅の立地・土地・日当たりや通勤の問題・転勤族といったように後悔の内容によっては それで解消できるわけではありません。
「リースバック」もマイホーム自体に不満や失敗による後悔があるのであれば、解決とはならないですよね!
そこで、持ち家の「賃貸(貸すこと)」によるデメリットの方が多い場合や、「リフォーム」「リースバック」では解消できない後悔や予算オーバー・見栄による失敗であるなら、戸建てやマンションのどちらであってもマイホームを「売却(売ること)」を検討した方が良いでしょう。
それでは、失敗で後悔しているマイホームを「売る」と決断したら、どういった流れで戸建ての持ち家やマンションなどの住宅の売却を進め、手順の中で何に気をつけなければならないのでしょうか?
失敗したマイホーム(戸建ての持ち家やマンション)を売るのと 次の新居に妥協して後悔しないための住宅の売却手順と流れ!
それでは、失敗した戸建ての持ち家やマンションといったマイホームを売却する(売る)と決断してから、新居を取得する過程において、妥協して後悔しないための手順と流れをご案内していきましょう!
【持ち家・住宅の売却スケジュールと新居を取得する手順と流れ】
ブルー:「マイホームを売る」手順
ピンク:「新居を取得」する流れ
●:「新築の戸建てかマンションを購入」か「中古のマイホームを買う」「持ち家を売って賃貸に住む」の場合
★:「一軒家の住宅を建築」する場合
持ち家の売却スケジュールと住宅を取得する段取りの順序が入れ替わってくる場合がありますが、マイホームの失敗や後悔が起こりにくい流れとしてはこのような手順となります。
持ち家の売却と次のマイホーム取得に後悔しないための「住宅ローンの残債」「相場」や「手順・流れ」といった事前に確認すべきこと!
持ち家を売ると決めたなら、次の新居(マイホーム)取得では絶対に失敗や損などの後悔をしたくありませんよね。
そのために、失敗した戸建ての持ち家やマンションなどの住宅を売却する(売る)る際と、次の新居(マイホーム)を取得するのに、絶対、後悔しないために前もって確認しておくべき内容をご案内しましょう。
【失敗した持ち家(マイホーム)を売却する(売る)際や 次の新居・住宅の取得のために後悔しない事前の確認事項】
住宅ローン(残債)がある状態でマイホームを売るには、持ち家売却のタイミングで購入者から代金を受け取り、金融機関に返済すると同時に「抵当権」を抹消してもらう必要があります。
もし、持ち家の売却代金で住宅ローンが返済できない場合は、不足分を補う必要があるので、残債と捻出できる資金を事前に調べておきましょう。
住宅ローンが返済できるのかや、次の新居・マイホームの取得にどのくらいのお金を出せるのかを知るために、多くの査定や調査を受けて、持ち家の売却の相場やできるだけ正確な価格と諸費用を把握しておきましょう。
多くの不動産会社から持ち家の査定を受けるためには、「不動産一括査定サイト」の利用がおすすめですよ。
持ち家を売却した後、次の新居は「一軒家を建築」するのか、「新築の戸建てか分譲マンションを購入」「中古のマイホームを買う」「賃貸の住宅に住む」のかということも検討しておく必要があります。
一戸建ての持ち家を建築するのであれば、たくさんの工務店やハウスメーカーから、前のマイホームの失敗や後悔を完全に解消できるような「建築プラン」と「見積もり」を提案してもらいましょう。
マイホームを売るのが遅れれば、首都圏などの好立地なエリアを除いては、持ち家の価値や売却できる価格は築年数と共にどんどん減少していってしまいます。
その他にも、「景気」や「ローン金利」「税金」「住宅の補助金」などを考慮に入れて、マイホームを売るタイミングによって損や失敗して後悔しないように、持ち家の売却や新居取得の手順や流れを整理してスケジュールを綿密に立てていきましょう。
これらの事前確認をしっかりとやっておくかどうかで、持ち家(マイホーム)の売却と新居取得の成否が大きく左右されますので、妥協なく検討していってくださいね!
持ち家を売る際に後悔や失敗のない不動産会社の選び方|正しい住宅相場やマイホームの売却価格(費用)を把握するための方法!
持ち家(マイホーム)を売るのに失敗や後悔しないためには不動産会社選びは重要!
持ち家を売る際に、マイホームのある地域の相場を把握していなかったり、「販売力」や「やる気」「知識・ノウハウ」「誠実さ」のない不動産会社を選んでしまうと、損をしたり、思わぬ失敗で後悔したりしてしまいます。
不動産会社の査定や担当者の知識不足により、住宅相場や実際の価値よりも安い価格でマイホームを売りに出してしまうと、本来なら手にできたはずの持ち家の売却代金が入らず、損をして後悔してしまうことになってしまうことになるからです。
逆に、住宅相場や実際の価値より高い売り出し価格で設定することや、囲い込みをしたり販売力やノウハウのない不動産会社、 連絡・報告もなく積極的に対応してくれない担当者だったりすると、マイホームがいつまでたっても売れなかったり、持ち家の売却に必要のない手間や経費を使わされたりすることになってしまいかねません。
こうしたことから、マイホームを高く買ってもらうには、不動産会社選びは妥協のできない重要な作業となってきます。
マイホーム失敗や損して後悔せずに住宅(持ち家)を売るための不動産会社の選び方!
そこで、持ち家の売却で失敗や損して後悔することのないよう、マイホームを高く、できるかぎり早く売るための不動産会社の選び方をご案内していきましょう!
【失敗や損して後悔しない マイホーム(戸建ての持ち家・マンション)をできるだけ高く早く売却するための不動産会社の選び方】
不動産会社の中には 住宅の「売買」には強くなく、「管理」や「開発」をメインでやっていたり、「賃貸の仲介」が得意なところが多くあります。
不動産売買仲介会社の中でも、住宅の「売却」専門や得意な所に依頼するのが、持ち家を高く、早く売ったり、マイホームの失敗や後悔を防ぐのにとって重要ですよ。
住宅の売買仲介会社の候補が1社だけでは、「マイホームの相場・価格」や「持ち家の売却エリアの情報」「不動産会社のサービスの良しあしと集客方法・ノウハウの違い」「担当者の対応」などを比較したり把握することはできません。
そのため、住宅の売却に強い不動産売買仲介会社の候補が多いほど、持ち家(マイホーム)を売るのに失敗や後悔せずに売却できる可能性が高まることになります。
したがって、持ち家を高く早く売りたいなら、マイホームの近くの売買仲介会社を探したり、「一括査定サイト」を利用して、住宅の売却に強いたくさんの不動産会社と話をするのがおすすめです。
一括サイトなどにより、多くの不動産会社への依頼をしたあと、「マイホームに高い査定価格をつけてくれたところと即 契約をする」というのは失敗の原因になりかねません。
それは不動産会社のマイホームに対する査定が高かったからといって、「その価格で持ち家が実際に売却できるわけではない」ですし、契約をとるために 本来 住宅が売れる値段よりあえて良い条件を出している悪徳業者ということもありえるからです。
そんなことになれば、他の不動産会社による購入希望者からマイホームへの案内を拒絶する「囲い込み」をされたり、長期間のあいだ持ち家が売れない上に、どんどん住宅の売却価格を「値下げ」させられたりするという失敗に陥り、後悔する羽目にあいかねません。
住宅の正しい相場や売却価格でマイホーム(持ち家)を査定してくれているのかや、「販売力」や「サービス・ノウハウ」「対応力」を確認するために、契約前に次の質問を不動産会社にしておきましょう。
これらのマイホームを売る際の質問に対して、明確で納得のいく回答が得られれば、持ち家の売却を委ねる不動産会社候補として信頼できるでしょう。
マイホーム(戸建ての持ち家・マンション)の売却に強い不動産会社を見つけるのにおすすめの「一括査定サイト」!
それでは、売却に強い複数の不動産売買仲介会社に持ち家・マイホームの査定を依頼するのは、どの「一括サイト」を利用するのが良いのでしょうか?
戸建ての持ち家やマンションなどのマイホームを売るために、信頼できておすすめの「不動産一括査定サイト」をご案内していきましょう。
持ち家(マイホーム)を売るために信頼できておすすめの不動産一括査定サイト「イエウール」
「イエウール」は不動産一括査定の中でも、利用者数No.1のサイトであるため、マイホーム(一軒家の持ち家・マンションなど)を売るなら、まず最初に利用してみましょう。
マイナビニュースが調査した、利用者が選んだ「不動産一括査定サイト」でもランキング1位を獲得していて、総合的な評価や口コミも良く、運営自体も信頼できることが伺えます。
都会の家の売却にしか対応していなかったり、人口の多い地域しか ほとんど提案できない不動産一括査定サイトが多い中、イエウールでは「全国」が対象エリアで、「地方」の物件にも比較的広範囲に対応してくれて、提携の不動産会社数は1,600社以上にも及んでいます。
「不動産一括査定サイト」を利用する上で、悪徳会社に騙されないかどうかということが最も心配だと思いますが、イエウールでは悪い業者のみならず、利用者からのクレームの多い契約企業に関しても排除する方針を取っているので、そういったブラックカンパニーへの対応もされています。
また、初めてマイホームを売る人にとっては手間取る不動産一括査定サイトの初期登録ですが、イエウールはチャットのような会話形式でインプットしていけるので、入力が分かりやすく簡単だと持ち家売却経験者からも高評価を受けているんですよ!
イエウールへのマイホームや必要事項の入力が完了すると、その条件に見合った不動産会社が表示されるので、「無料査定スタート」のボタンを押すと依頼が完了します。
信頼できない不動産会社が表示されたら、「無料査定スタート」のボタンを押す前に、会社名の横のチェックを外せば持ち家の売却依頼をしなくても大丈夫なので安心ですよ。
他にも不動産売却一括査定サイトを利用するなら「リビンマッチ」や「イエイ」もおすすめ!
優良な不動産一括査定サイトを使ったとしても、地方にお住いの場合であれば 査定ができる業者が1社しかヒットしなかったということや、全く出てこなかったということもありえます。
そんな際に、イエウールと並行して、他にも別の不動産売却一括査定サイトを利用をするなら「リビンマッチ」と「イエイ」もおすすめです!
「リビンマッチ」はテレビCMも放映されており、見たことや耳にしたことがあるのではないでしょうか?
イエウールよりも現状での利用者数は少ないものの、「リビンマッチ」は不動産売却一括査定サイトでの「認知度」と「使用希望者」ランキングがNo.1の実績があることからも非常に注目を集めていることが伺われます。
利用者から注目を集めているということは、不動産会社サイドからも脚光を浴びているということになり、今後、リビンマッチと取引したいという優良業者が さらに増えていくことが見込まれるでしょう。
リビンマッチは地方の物件の売却にも強い優良不動産会社を持っているので、他の一括サイトで業者が見つからない地域でも査定ができることが多いので、「イエウール」や「イエイ」と共に利用するのが良心的な会社と出会えるコツです。
「リビンマッチ」の一括見積もりはこちらからご利用いただけます!
「リビンマッチ」では、「チャット形式での売却査定」ができるので、パソコンやスマホの操作や手順が分かりにくい方でも迷うことなく登録ができますよ。
もちろん、不動産会社の紹介や査定にお金はかかりませんので、「リビンマッチ」で納得のいくパートナーを見つけてくださいね。
「イエイ」には「イエローカード制度」というものがあり、イエウールなどと同様に、「評判が悪い」「クレームが多い」不動産会社は追放する方針をとっていて、詐欺などを目的とする悪質な企業は淘汰される仕組みが整っています。
そして、「イエイ」も全国の幅広いエリアに対応しているので、「イエウール」や「リビンマッチ」などの一括査定サイトを一緒に利用すれば、それぞれの強みを発揮した複数の業者を探すのにとって効率が良いですよ。
一括査定サイトで納得いく不動産会社が見つかった場合の持ち家・マイホーム売却の契約の選び方!
一括査定サイトで満足のいく不動産会社が見つかったら、マイホーム・持ち家を売るための「媒介契約」を結ぶことになりますが、それには 次の3つがあります。
【不動産会社との持ち家(マイホーム)を売るための「媒介契約」の種類】
不動産会社にマイホーム(持ち家)を売るための仲介をしてもらうときには、どの媒介契約をしたら、失敗や後悔を少しでも防げるのでしょうか?
まずは、持ち家を売却する際の不動産会社との3つの「媒介契約」のそれぞれの違いを一覧で見てみましょう。
【持ち家・マイホーム売却における不動産会社との3つの「媒介契約」の相違点】
媒介契約 | 一般媒介契約 | 専任媒介契約 | 専属専任媒介契約 |
仲介依頼できる不動産会社数 | 多数可 | 1社 | 1社 |
買主を自分で探して契約 | ○ 可能 | ○ 可能 | × 不可 |
REINS(レインズ)への登録義務 | × なし | ○ 7日以内 | ○ 5日以内 |
不動産会社から契約者(あなた)への売買状況の報告義務 | × なし | ○ 2週間に1回~ | ○ 1週間に1回~ |
※REINS(レインズ):全国の不動産情報が登録されたシステム
この一覧からも分かる通り、たくさんの不動産会社と契約を結べる「一般媒介契約」は、駅周辺にあったり築年数の新しい人気物件や業者が一杯いる都会の場合には、競争原理や購入希望者との接点が広がることから持ち家が高く売れる可能性が高いというメリットがあります。
一方、不動産会社からすると「一般媒介契約」の場合、他業者によってあなたのマイホームが売れてしまえば報酬を受け取ることができないので、力を入れて販売に取り組んでくれないというデメリットも生じるのです。
また、「専属専任」や「専任媒介契約」の場合、不動産会社によっては、
・決まった期間マイホームの売却が決まらなかった場合の「買取保証」
・インテリアコーディネート
・プロカメラマンによる「住宅の写真撮影」
・内覧期間中の不要「荷物の一時預かり」
・ハウスクリーニング
などなど
といったサポートやサービスが受けられることがあります。
この媒介契約を決めるのは業者側ではなく、あくまでも売り手であるあなたになるということです。
持ち家が「人気物件」で「立地の良い人口が多い地域の住宅」であるのかということや、「納得できて信頼のおける不動産会社」なのかということを考慮に入れて慎重に媒介契約を決定しましょう!