季節や花言葉にみる人気ブライダルブーケや相場とおしゃれな保存方法!
ブライダルブーケは「スタイリッシュに見せたい」「可愛らしい雰囲気にしたい」「大人っぽく演出したい」など、希望のイメージに合わせて様々なスタイルで表現することが可能です。
ここでは、どんなお花がブライダルブーケにおいて人気なのか、おすすめの季節や花言葉も交えてご案内していきますね。
また、「結婚式の後もブライダルブーケを思い出として、綺麗でおしゃれに残したい」と思いませんか?
そんなあなたへ、生花のブライダルブーケの保存方法もご紹介していきますよ!
結婚式の打ち合わせが始まる前に、人気のお花の種類や相場とアフターブーケなどについて、このページを通して知識を深めイメージを膨らませましょう!!
ブライダルブーケの人気スタイルや相場!バラやかすみ草・イベリスなど季節を問わないおすすめ生花
一言でブライダルブーケといっても、そのスタイルは様々で、かたちによってドレスを含めた全体の印象すら変えることもできます。
ここでは、どんなブライダルブーケのスタイルが人気なのか、また、バラやかすみ草など1年中使用できる結婚式に定番の生花をご案内しますね!
ブライダルブーケ5つの人気スタイルを紹介!
ラウンドブーケは、名前の通り綺麗なラウンド型をしており、ブライダルブーケで一番一般的といわれるスタイルです。
どんな花材でも似合うのが特徴のラウンドブーケは、丸いかたちに見えるため、可愛らしいスタイルや、王道のブライダルにしたい花嫁さんに人気があります。
「キャスケード」とは「流れる滝」という意味があり、その名の通り、ラウンドブーケに流れるラインを足し、逆三角形型に垂れ下がるように作られたブーケのことです。
キャスケードブーケは長さが出るスタイリッシュなデザインとなるため、値段はラウンドブーケより上がりますが、マーメイドラインのドレスにぴったりで、かっこよく見せたいという花嫁さんに人気のスタイルとなっています。
オーバルブーケとは、ラウンドブーケを楕円にしたような形のブライダルブーケです。
キャスケードブーケと似ているオーバルブーケですが、長さを押さえたスタイルとなるので、身長が低い花嫁さんでも合わせやすくなっています。
クラッチブーケとは、お花を束ねただけに見えるような、ナチュラルなデザインのブライダルブーケです。
通常のブーケより茎の部分が見えるのが特徴で、ガーデンウェディングなど自然派を演出したい花嫁さんに人気のスタイルとなっています。
また、クラッチブーケは選ぶ花材によって、スタイリッシュに見せることができるため、大人っぽいブライダルにしたいという花嫁さんにもおすすめです。
こちらはその名の通り、輪っか型のリースのようなブーケです。
最近流行りのスタイルであるリースブーケは、流行に敏感なおしゃれな花嫁さんに人気のスタイルとなっています。
「ナチュラルなウェディングにしたい」という花嫁さんにもリースブーケはおすすめですよ。
ブライダルブーケを用意する3つの方法!その相場と節約方法
ブライダルブーケを用意する方法は3つあります。
結婚式を挙げる式場が提携しているお花屋さんに、ブライダルブーケをオーダーする方法が最も一般的です。
ブーケだけではなく、会場装花やヘアアクセサリーなども含めてトータルコーディネートを提案してもらえる安心感があり、当日のブーケの保管も気にする必要がないのが選ばれている理由です。
ただし、その分、値段は高めで相場は、約20,000~50,000となるでしょう。
「いつも利用しているお花屋さんにお願いしたい」「知り合いが花屋さん」といった理由で結婚式場ではなく外部の花屋にブライダルブーケをオーダーする方法です。
この場合、ブライダルブーケの費用を比較的安く抑えられる可能性があり、相場は大体10,000~30,000程度でしょう。
ただし、会場によってはブーケの持ち込みができなかったり、持込料がかかって節約にならない場合もあります。
外部にブライダルブーケをオーダーする場合は、事前に会場に持ち込みが可能か確認しておきましょう!
最もブライダルブーケの費用を抑えられる方法が、「手作り」することです。
ブーケを手作りする場合、花材を生花・造花・プリザーブドフラワーの中から選ぶことになりますが、造花であれば、相場は大体5,000~10,000とかなり節約できるでしょう。
生花でのブライダルブーケの手作りは難易度が高く、また、自身で保管しなければいけませんが、当日準備で忙しい花嫁さんには負担が大きくなってしまいます。
そのため、造花やプリザーブドフラワーを使ってブーケを作ることをおすすめしますが、ある程度の技術や知識が必要になりますので、手作りする場合は事前に練習しておくといいでしょう。
ブライダルブーケの手作りのメリットや必要な道具、作り方の手順などは、こちらの
「ブライダルブーケの手作りやオーダー!生花・造花やドライ・プリザーブドフラワーとキットなどおすすめはどれ?」で案内していますよ!
https://hyuri-kamogawa.jp/handmade-bridal-bouquet/
季節を気にせずブライダルブーケを選びたい!1年中使える人気の生花(カラー・バラ・トルコキキョウ・かすみ草・カサブランカ・イベリス)
最近では温室栽培なども発達し、季節を問わず手に入る生花も増えてきました。
その中で、ブライダルブーケとしての人気の生花をご紹介していきましょう。
カラーは閉じたユリのようなかたちのお花で、ブライダルブーケとしても、その可愛すぎないフォルムが大人な花嫁さんに人気です。
カラーだけでまとめたクラッチブーケでは、長さを強調するとスタイリッシュに仕上がりますよ。
色味は白色が定番ですが、ピンクやパープルで季節感を出すこともでき、どんな色でもブライダルブーケとして可愛すぎず仕上げられるところがカラーの魅力です。
バラは結婚式やブライダルブーケとして最も使われている、王道のお花ですね。
ピンクのバラだけでも、薄い色から濃い色などカラーバリエーションも豊富で、花言葉も全ての色において結婚式にぴったりのものばかり!
バラはどんなスタイルのブーケにも合わせられるというところも人気の理由です。
トルコキキョウは大きめの花なので簡単にボリューム感を出せる上に、バラよりも比較的に値段が安いということで結婚式ではよく使われます。
また、日持ちがよく、色の種類も多いトルコキキョウは、ラウンドブーケやキャスケード・オーバルなど どのスタイルでも取り入れることが可能です。
主役にも わき役にもなれるその取り入れやすさは、ブライダルブーケとして、数ある生花の中でもかなりポテンシャルの高いお花と言ってもいいでしょう。
春から夏頃が旬だったかすみ草も、今では年中取り入れられるように改良され、結婚式でも人気のお花になりました。
かすみ草だけを使ったブライダルブーケなら、ナチュラルな雰囲気を出せますし、どんなお花とも相性がいいので主役のお花を引き立たせるのも得意です。
最近では、カラフルなかすみ草のブラダイルブーケも人気があります。
サムシングブルーを意識して、青色に染まったかすみ草を足してみるのも素敵ですよ。
ただし、かすみ草は香りが良くないところが難点です。
ブライダルブーケに取り入れるなら問題はありませんが、会場装花に取り入れる際は使いすぎないことをおすすめします。
ユリの中でも大輪の花を咲かせるカサブランカ。
カサブランカは1本でも存在感があり、やはり、大輪なので値段は高めですが、凛々しいその姿は純白のウェディングドレスに非常によく似合います。
また、カサブランカは可愛さよりも大人なスタイルに仕上がりやすいため、キャスケードブーケにすると魅力を最大限に活かすことができるでしょう。
小さな花が集まっているように咲くイベリスは、育てやすいという理由から、ガーデニングでも人気があります。
イベリスには種類が約40種あり、その中に「ブライダルブーケ」と呼ばれる結婚式にぴったりな種類があるんですよ。
また、イベリスは太陽に向かって咲くことから「心をひきつける」という花言葉があり、太陽にしか興味がないことから「無関心」という真逆な意味もあります。
一途な思いを表現するには、イベリスはぴったりのお花だと思いませんか。
イベリスには、白や薄いピンクなどのカラーがあり、バラやトルコキキョウと合わせてクラッチブーケにするとナチュラルなブーケに仕上がります。
甘さをおさえた大人っぽさを演出したいなら、紫のイベリスを足すのもおすすめです。
花言葉にみる季節にあったおすすめのブライダルブーケ!チューリップやアジサイにひまわり・ダリア・・・
1年中使えるお花を紹介しましたが、「せっかくだから四季を感じられるお花も使いたい」とも思いますよね。
ここでは、春ならチューリップや桜、夏ならアジサイやひまわりなど、季節ごとに人気のお花を花言葉も合わせてご案内していきますね!
ブライダルブーケにおいて花言葉は意識するべき!?
「こういう意味を持たせたい」と花言葉からお花を選ぶこともあるでしょう。
そういった理由で、花言葉を意識するのは素敵なことです。
しかし、お葬式を連想させるような菊や、香りの強い花は使うべきではない、などの理由で避けるべき生花はありますが、「花言葉がよくないからと言って使わない」とまでこだわる必要はありません。
本人自身が、「縁起が悪いから」と気にならない限りは、花言葉にこだわらず、お好みのお花を選んでくださいね。
新緑芽吹く春の季節におすすめのブライダルブーケ(桜・芍薬・チューリップ)
日本の春を代表する桜には、「純潔」「優美な女性」「精神美」と、その姿を象徴するような花言葉が並びます。
桜は開花後すぐに散ってしまうため、取り入れらる時期は長くありません。
しかし、桜はラウンドブーケに使用すれば可愛く仕上がり、クラッチブーケにすればかっこよく見せられたり、和装にも合う生花なので、シーズンに結婚式を挙げるなら、ブライダルブーケにぜひ取り入れてみてください。
大輪の花を咲かせる芍薬の花言葉は、「慎ましさ」や「恥じらい」といった意味があります。
また、白の芍薬には「幸せな結婚」という花言葉があり、結婚式にぴったりですね。
芍薬も旬の時期は短いのですが、大輪ながら可愛すぎないその姿は、30代の大人な花嫁さんに大変人気があります。
チューリップも春を代表するお花ですね。
そんなチューリップ全体の花言葉は「思いやり」です。
しかし、赤いチューリップには「真実の愛」、ピンクなら「誠実な愛」、紫なら「不滅の愛」など結婚式にぴったりな花言葉がたくさんこめられています。
チューリップは意外にも冬頃から出回るため、3月の少し早めの春の結婚式にもおすすめですよ。
梅雨から猛暑へ・・・激動の夏に選びたいブライダルブーケ(アジサイ・ひまわり・多肉植物)
アジサイは移り気という花言葉が有名で、マイナスなイメージを持っている人もいるかもしれません。
しかし、ピンクなら「元気な女性」、白なら「寛容」など、アジサイにはたくさんの花言葉があるんです。
小さな花の集まりからなるアジサイの姿から、「家族団欒」といった花言葉もあり、最近では結婚式でも好まれるようになりました。
青や紫のアジサイと、グリーン系や白の小花でまとめたクラッチブーケは、ガーデンウェディングなどナチュラルな雰囲気を演出したい花嫁さんにおすすめです。
ジューンブライドなら、ぜひ アジサイを取り入れることを考えてみてはいかがでしょうか?
夏のお花といったら、ひまわりを思い浮かべる方も多いかもしれません。
そんなひまわりには、あなただけを見つめるという素敵な花言葉があります。
ひまわりとかすみ草の組み合わせのラウンドブーケは、可愛らしく人気がありますが、緑の葉を多く取り入れたり、青いお花をプラスしたクラッチブーケなら大人なスタイルに仕上げることも可能です。
おしゃれでナチュラルな雰囲気にしたいなら、2~3輪のひまわりを主役にしたリースブーケもおすすめ。
夏に結婚式をするなら、デザインによって可愛くも大人っぽくも演出できるひまわりを、ぜひ 取り入れてみてくださいね。
あまり聞き慣れないかもしれませんが、くすみカラーの多肉植物は海外風やナチュラルなウェディングがテーマの花嫁さんに人気があります。
多肉植物で代表的なサボテンの花言葉は、「枯れない愛」です。
バラのようなかたちをしたエケベリアという多肉植物なら、「優美」「穏やか」「逞しさ」という花言葉を持っています。
多肉植物を取り入れるだけで一見シンプルに見えて、おしゃれでスタイリッシュなブライダルブーケに仕上がりますよ。
色鮮やかに移ろう秋ならこのブライダルブーケ!(ダリア・マム・コスモス)
華やかな大輪を咲かせるダリアも、結婚式では大変人気があります。
そんなダリアの花言葉は、「優雅」「気品」「感謝」です。
赤いダリアなら「華麗」で、黄色なら「優美」、白なら「豊かな愛情」といった花言葉もあります。
色によって全くイメージが変わるダリアは、可愛い雰囲気から大人なスタイルまで自由自在なため、自分だけのブライダルブーケに仕上げることができるでしょう。
西洋菊であるマムは、日本の和菊とは違って結婚式でも多く取り入れられています。
そんなマムの花言葉は、「高潔」「愛情」「真実」です。
スプレーマムという品種なら、「あなたを愛します」という花言葉があり、和装と相性の良いピンポンマムには「君を愛す」という意味があります。
花の形も色も様々なマムは、先に紹介したダリアとの組み合わせも抜群ですよ。
秋の桜と書くコスモスも、秋を代表するお花です。
コスモスの花言葉は、「乙女の真心」「謙虚」「調和」などですが、西洋では愛と人生がもたらす喜びという意味もあり、結婚式にぴったりですね。
白やピンクのコスモスも可愛らしく人気がありますが、秋らしいこっくりとした色合いのチョコレートコスモスを取り入れたブライダルブーケなら、それだけでおしゃれな雰囲気を演出できておすすめですよ。
木々も静まりかえる冬におすすめのブライダルブーケは?(アマリリス・ポインセチア・松ぼっくり)
ゆりに似た花を咲かせるアマリリスには、「誇り」や「輝くばかりの美しさ」という花言葉があります。
横向きに咲くアマリリスですが、少しうつむきがちに咲くこともあり、その姿から「内気」という花言葉を持つところも愛らしくて素敵ですよね。
ゆりほどの大きさではないため、他のお花とも合わせやすく、クラッチブーケでスタイリッシュに見せたり、白のリースに赤いアマリリスを使ったリースブーケなら一気に冬らしく仕上げることができますよ。
クリスマスによく見かけるポインセチアの花言葉は、「聖夜」や「祝福」「幸運を祈る」などです。
赤いポインセチアを見たことがある人も多いと思いますが、白やピンクカラーもあるんですよ。
白と赤のポインセチアでまとめたブライダルブーケなら、季節感もありぐっとおしゃれに仕上がります。
ポインセチアは、もちろんリースブーケとの相性も抜群です。
松ぼっくりに花言葉があるの!?と思ったかもしれませんが、正確には松自体に意味がこめられているんです。
松の花言葉には、「永遠の若さ」や「勇敢」「向上心」などがあります。
ふわふわしたコットンフラワーと松ぼっくりを組み合わせれば、冬らしいおしゃれなブライダルブーケに仕上げることができますよ。
ブライダル後生花のブーケをおしゃれに保存するなら?ドライフラワー・プリザーブドフラワー・押し花など値段も比較!
大事な1日を華やかに彩るために、活躍してくれたブラダイルブーケ。
値段もそれなりにするものですし、1日でその出番を終えてしまうのはもったいないと思いませんか。
ここでは、ブライダル後ブーケをどのように保存するのか、値段も合わせてご紹介していきますね。
ブライダルブーケ1日で終わらせるのはもったいない!ドライフラワー・プリザーブドフラワー・押し花それぞれ値段比較!
乾燥剤を使用し、お花の水分を抜いて作り上げるのがドライフラワーです。
ドライフラワーならドーム型の容器や額を使用し、当日の姿をそのまま残せるのは嬉しいですよね。
ドライフラワーの相場は、オンラインなら22,000~ですが、お店にオーダーするなら大体35,000~¥60,000です。
自身でドライフラワーにすることは簡単ですが、乾燥後の花びらは繊細で崩れやすいため、専門のお店に依頼する方がやはり無難でしょう。
プリザーブドフラワーの場合も出来上がりは、ドーム型などの容器で立体的に保存できるという点ではドライフラワーと同じです。
しかし、生花の柔らかさを残せるのはプリザーブドフラワーならでは!
また、プリザーブドフラワーは一度花の色を抜き、再度人工的に着色する加工を行うため、ドライフラワーよりも色褪せにくくなっています。
そのため、自分の好きな色に染めることができ、世界にひとつのオリジナルを作れるのもプリザーブドフラワーのメリットです。
プリザーブドフラワーの相場は、大体35,000~80,000以上かかることも。
ブライダルブーケをいつまでもかたちに残したい、でも場所を取りたくないと思うなら押し花スタイルがおすすめです。
最近では、押し花でも立体的に残す技術も進んでいて、より当日のブーケに近い姿で保存することが可能になっています。
押し花の相場は、大体30,000~70,000です。
値段はやはり高いので、「自分で押し花にしてもいいのでは」と思うかもしれません。
しかし、専門の技術で当日のブーケを忠実に再現したり、退色を防いでくれたりと、プロならではの技で押し花を仕上げてくれるので、お任せすることをおすすめします。
こんなアレンジもあった!?ブライダルブーケおしゃれな保存方法
ブライダルブーケを式後も保存する従来の方法は、上記のように、ドライフラワーやプリザーブドフラワー、押し花にして額に入れたり、ガラスの容器で飾るなどのスタイルでした。
しかし、最近のおしゃれな花嫁さんは、もっと実用的に保存しています。
例えば、シリコンモールドとレジン液を使って、リングホルダーやアクセサリーにすることができます。
その他、ドライフラワーにしたお花をキャンドルにとじこめたボタニカルキャンドルや、ボトル容器にお花を入れて電球をつけた、フラワーボトルライトなどがあります。
ドライフラワーやプリザーブドフラワー、押し花のように全体を残すというより、部分的に残すこととなるので、手作りにも挑戦しやすいのではないでしょうか。
自分だけのオリジナルのアフターブーケを作って、式後もおしゃれにブライダルブーケを楽しんでみてくださいね!