神前式の結婚式の花嫁の髪型がショートや洋髪の場合のおすすめは!?

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神前式結婚式花嫁髪型ショート洋髪場合おすすめ!?

ヘアメイクリハーサルがこれからの方も、もう済んでしまった花嫁さまも、この記事を読んでいるという事は神前式の髪型に悩まれているのではないでしょうか?

 

「そもそも神前式に参列した事がないから、髪型もどうしたらいいかわからない」「ショートだからかんざしは付けられないかな…」など、どんなヘアスタイルにしたらいいのか迷ってしまいますよね。

 

神前式での新婦の髪型は、結婚式会場によっては決まりを設けている可能性もありますので、どんなルールがあるのか、ヘアスタイルは何がおすすめのかについて見ていきましょう!

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神前式の髪型の選択肢や守るべきルールって!?

「そもそも、神前式の髪型にはどんなスタイルがあるの!?」と思っていませんか?

 

インスタやピンタレストで検索をすると色々なヘアスタイルが出てきますが、ほとんどがキリスト教式や洋風な人前挙式ばかりで神前式で行う際の髪型は少ないですよね。

 

結婚式のスタイルの割合は、キリスト教式50%に対して、神前式においては半分以下の14%ですので、髪型の資料がなかなか出てこないのもそのためなんですよ。

 

また、結婚式場の中での挙式会場と神社で行う神前式では、髪型のルールにも違いがありますので ここから見ていきましょう!

 

洋髪や綿帽子以外に神前式の新婦の髪型には何があるの!?

神前式で花嫁が出来る髪型には、洋髪や綿帽子以外にも「文金高島田」や「角隠し」というものがあるんですよ!

 

文金高島田や角隠しは、昔は「日本の結婚式」を代表する髪型でしたが、現在は、洋髪が主流になり、最近では、神前式を行う花嫁さまでもする方が減ってきています。

 

しかしながら、文金高島田や角隠しは「結婚式でしかできない」事や、「花嫁の決意」を表すものとされ、神前式では根強い人気がある髪型ですので検討をしてみてはいかがでしょうか?

 

「文金高島田」と「角隠し」それぞれの髪型の特徴について見ていきましょう。

 

【神前式でする文金高島田と角隠しの髪型について】

文金高島田(ぶんきんたかしまだ):額や頬に掛かる部分の髪の毛は全て後ろにまとめ、髷(まげ)と呼ばれるお団子のようにしたものを高めの位置に作り、かんざしやべっ甲飾りをつけ華やかに結い上げたものの事を指します。

昔は、新婦さまの地毛で文金高島田を結い結婚式を行っていましたが、最近では、かつらを被ってしまう花嫁さまがほとんどといった状況です。

そのため、地毛結いができるヘアメイクさんは限られていますので、希望の場合は早めにウェディングプランナーさんに相談をしてみて下さいね。

 

角隠し(つのかくし):文金高島田の髪型に結い上げ、まげ部分が見えるよう頭の周囲を白い布で覆ったものの事を指し、神前式や人前挙式を行う際しか新婦は付ける事ができないのも特徴の一つです。

初めて「角隠し」という言葉を聞いた方は、不思議な髪型の名前だと感じた方もいらっしゃいますよね。

 

実は、「角隠し」という言葉には、花嫁の怒りを表す「角を隠して」神前式・人前挙式などを行う事で「素直でおしとやかな妻になります」といった、新婦の結婚への想いも込められているとされているんですよ。

角隠しや文金高島田は、かんざしやべっ甲を変えるだけで、新婦をかわいい印象にも大人の凛とした雰囲気にもできる髪型の一つですので、ぜひ、ヘアメイクリハーサルでは自分に合う紙飾りを探してみてくださいね。

 

綿帽子や角隠しが必須の可能性も!神前式ならではの新婦の髪型ルールとは!?

神前式の新婦の髪型に対するルールは、結婚式会場と神社で執り行う場合では異なる事もあるんですよ!

 

一般的な結婚式会場での神前式では、これと言った取り決めがある事は稀ですが、格式の高い神殿が式場内に作られている場合においては、新婦の髪型に対してのルールを設けている可能性もあります。

 

一方、神社で執り行う神前式の場合には、その式場ならではの新婦の髪型に対する取り決めがされている傾向がとても高くなるんですよ!

 

どんな取り決めかというと、「神前式を行う場合、新婦の髪型は洋髪NG」といったルールが設けられている可能性があります。

 

その場合、神前式を行う際の髪型としては、「文金高島田角隠し」または「綿帽子」を身に着けた装いが正装となるため、そのスタイルで行う事になるんですよ。

神社や式場によって、神前式を執り行う際のルールは異なりますので、角隠しや綿帽子を希望しておらず洋髪の髪型にしたい場合には事前に確認をしてみることをおすすめします。

 

神前式の髪型で迷ってない!?ショートでも憧れのヘアスタイルになれる!

「ショートだから神前式でかんざしを付けるのは諦めようかな…」「洋髪しか選択肢はないかな」など、髪の毛の長さが短いと出来る髪型も限られていると思っていませんか?

 

ショートヘアでも、かんざしやべっ甲飾りを付けた髪型で神前式を行うことは出来るんですよ!

 

神前式でやりたいヘアスタイルを諦めているショートヘアの花嫁でも、「こんな髪型ができるんだ!」というものをご紹介していきますね。

 

せっかくの結婚式だからショートでも希望の髪型にしたい!神前式にはやっぱり文金高島田!

ショートヘアの花嫁さまの中には、神前式の髪型は、「地毛で文金高島田を結いたい!」と思っていた方もいるのではないでしょうか?

 

もちろん、全ての部分を花嫁自身の地毛で結うことは難しいですが、「半かつら」であれば、ショートヘアでも希望の髪型で神前式を行うことが出来るんですよ!

半かつらとは、花嫁の「前髪部分」から「顔周り」は「地毛」を使い、それ以外は「かつら」を使う方法の事を指します。

 

「半かつら」で結い上げる場合、髪の長さがベリーショートでは難しいですが、「ボブ程度の長さがあれば文金高島田の髪型を作る事は出来るんですよ!

 

半かつらの場合、全かつらよりも生え際が自然な印象になりますので、神前式を行う際の髪型として選ばれる新婦が増えてきています。

 

神前式でかつらだと披露宴もそのまま!?ショートなら洋髪チェンジで違う印象の髪型を楽しめる!

「かつらを神前式中に被ったら、披露宴もそのままの髪型になるの!?」と思ってしまいますよね。

 

実は、「神前式ではかつら」「披露宴中の髪型は洋髪」という事もできるんですよ!

 

神前式で行う場合の全かつらは、髪の毛の上に乗せピンで固定をしているだけですので、披露宴に入場する際に取り外せば洋髪の髪型にチェンジをする事も可能なのです!

 

しかし、半かつらや地毛結いで文金高島田を作る場合、神前式と披露宴の間の長時間、ぴったりと髪を固定し落ちてくる事を避けるため、強力なワックス(びんつけ油)のようなものを使用して髪型を作ります。

 

半かつらや地毛結いの場合、びん付け油(お相撲さんがまげを結う時の油)を使用するため、次の髪型へのチェンジが難しくなる事もありますので、ヘアメイクリハーサルの際に「披露宴は洋髪を希望」と伝え、スプレーで仕上げをしてもらうようにして下さい!

 

神前式のみであれば、びん付け油を使用しなくても、よっぽどのことがない限り髪型は崩れる事はありませんので安心して下さいね。

 

神前式の髪型は文金高島田を結い、披露宴で洋髪のショートヘアにチェンジすれば、まったく違ったヘアスタイルを楽しむ事ができますよ!

 

どんなのがおすすめ!?神前式の髪型で人気の洋髪ヘアとは!

神前式を行う際の髪型に取り決めがない結婚式会場や神社では、どんなヘアスタイルがおすすめなのでしょうか?

 

「取り決めがない!」とはいえ、「どんな髪型をしてもOK」という事ではありません!

 

神前式の厳粛な雰囲気を気に入って、挙式を選ばれている新郎新婦がほとんどだと思いますので、その空気を壊さない髪型にするのがいいでしょう。

神前式らしい髪型にするポイントは「顔周りをすっきりさせる」「後ろ毛はアップにする」この2点!

 

この2点を元に、神前式中の花嫁さまはどんな髪型がいいのか見ていきましょう。

 

挙式にぴったり!神前式の厳粛な雰囲気を壊さないショートヘアの場合の髪型をご紹介!

神前式は厳粛な場で、「家族同士をつなぐ儀式をする場所」ですので、新郎新婦もきちんとした格好・髪型で臨んで下さいね。

 

神前式らしい髪型のポイントを元に、ショートの場合のおすすめヘアについて見ていきましょう。

 

【ショートヘアの花嫁さまにおすすめの神前式の髪型】

髪型がショートの場合、白無垢や色打掛のような厚みのある着物を着ると、顔周りが寂しい印象になってしまうので、コテを使い髪の毛(特に頭頂部)のボリュームを出し、「大きめの生花を付けるのがおすすめです。

大きめの生花といっても、「匂いの強いものや「大輪のものを何個も付けるのではなく、1輪か2輪程度を後方部分の髪の毛にさりげなく付け、清楚なイメージの髪型になるように仕上げてもらって下さいね。

 

生花は白と黄緑のピンポンマムで可愛らしい雰囲気にしたり、春なら芍薬など華やかなものを使うのがおすすめですよ!

 

ロングヘアの和装花嫁の髪型に合う神前式におすすめな洋髪の場合の髪飾りとは!?

神前式の洋髪ヘアで最近 流行っているのが、和装を着る際に使用する「飾り紐」を使って作る髪型です!

 

飾り紐とは、和装を着る際に着崩れを防止するために使うもので、帯の上にリボン結びのような結び方で留められている紐の事を指すんですよ。

 

この和装を着る際には欠かせない、飾り紐を使った神前式におすすめなロングヘアの髪型について見ていきましょう!

 

【ロングヘアの花嫁さまにおすすめの神前式の髪型】

飾り紐は、ネットで検索をすると種類も多く和装の色味に合わせた紐を探す事が出来ますよ!

 

 

飾り紐の取り付けはとても簡単で、大きめの菊結び(花の菊に見える結び方)やリボン結びを作り、シニヨンヘアにまとめた髪に付けていくだけです。

 

1本の飾り紐だけで菊結びを作るのもシンプルで素敵ですが、和装の色味に合わせて朱色と光沢のないゴールドの紐2本など、色や本数を増やして作るのも華やかでおしゃれですよ!

何がおすすめ!?神前式での髪型別の相性の良い着物とは!

「神前式で着る着物は決まったけど、髪型はどれにしたらいいのか全く分からない!」そんな風に悩みこんでいませんか?

 

決定した着物をベースに、神前式での髪型を決めていく方法もあるんですよ!

 

ここからは、「白無垢」「色打掛」「引き振袖」それぞれの着物と相性の良い髪型について見てきましょう。

 

文金高島田に合わせる着物は白無垢や色打掛がおすすめ!堂々とした髪型と和装衣装で神前式にぴったり!

白無垢や色打掛は、着物のボリュームがあるため、堂々とした印象を持つ衣装ですよね。

 

そんな着物に合う神前式での髪型は、「文金高島田」がぴったりです!

 

文金高島田は まげを高い位置に作るため、それだけで髪型のボリュームがでてきますので、着物にも負けない迫力があるんですよ。

 

神前式自体、挙式中の雰囲気や装飾はとても華やかで圧倒される雰囲気ですので、ぜひ、それに負けない和装衣装と髪型で臨んで頂くのがいいでしょう。

 

引き振袖のシャープな印象が引き立つ髪型は角隠し!神前式の厳かな雰囲気にも合う!

引き振袖を着て神前式をされる場合、白無垢や色打掛の和装衣装よりも着ている花嫁が少ないため、髪型のイメージが付きにくいんじゃないでしょうか?

 

白無垢や色打掛と比べると、着物自体のボリュームはあまりないのですが、柄や色はシックでシャープな印象のものが多いため、神前式でする髪型もその雰囲気を引き立たせるものを選ぶのがいいですよ!

 

そんな、シャープな印象を持つ引き振袖に合う神前式の髪型は角隠し

 

角隠しは、頭周りを白布で囲っているため髪型がすっきりと見え、引き振袖のシャープな印象と相性がとても良いんですよ。

 

引き振袖と角隠しだと、「かっちりとした硬い印象に見え過ぎるかな」と思われたら、白い布部分に「銀糸などで絵が描かれているものや、「赤く縁取りがされているものを使う事で、アンティーク風の雰囲気で柔らかい印象になりますので、そういったものを使ってみるのもおすすめです。

 

白無垢には綿帽子!それ以外の和装や神前式&人前式以外の挙式や披露宴での着用はNG!?

綿帽子を付ける事ができる和装衣装は「白無垢」だけで、なおかつ、神前式や人前・仏前での「挙式」を行う場合のみしか着用が出来ないという事をご存じでしょうか?

 

綿帽子は洋装でいうところのベールと同じで、挙式が終わるまで新郎に顔を見られなくするために身に着けるもののため、神前式が終わった後は取り外し、それから披露宴へ入場をするのがルールになっています。

 

神前式で真っ白の白無垢を着て綿帽子を被った髪型の花嫁の横顔は、とても奥ゆかしく「日本の結婚式は素敵だな」と何度見ても圧倒される組み合わせですので とてもおすすめですよ!

 

 

神前式でやりたい髪型は決まりましたか?

 

文金高島田と角隠し、綿帽子は、日本の結婚式には欠かせない伝統ある髪型の一つです。

一つひとつの「髪型」や「物」に意味が込められているというのは、日本らしい文化ですよね。

 

また、神前式で洋髪の髪型というのも、今風でとてもお洒落な花嫁さまになります!

 

生花を付けたり、飾り帯で装飾をしたら、可愛らしくとても華やかな印象になりますよね。

 

ぜひ、素敵な髪型で思い出に残る神前式を迎えられますように!